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リモートワークの悲喜交交

リモートワークって言葉だけだと素敵な感じですが、家庭環境によって問題もいろいろあるな、と思う今日この頃です。

A氏の場合

押し潰されそうな満員電車で1時間以上かけて通勤していた一人暮らしのA氏は、リモートワークが始まった当初は通勤の負担がなくなって喜んでいました。
終日自宅にいると隣の物音がどんどん気になっていき、防音対策の効いたマンションへ転居を検討しています。
終日家にいるというのも考えものですね。

B女史の場合

二人の娘を持つB女史。娘が幼い上に保育園も学校も感染者が発生するたびにリモートに。
会議をしていようが資料を作っていようがお構いなしに話しかけられ、集中する時間がなかなか取れず、一人になりたいとことあるごとにつぶやいています。
子供を放っておくわけにもいかないので、仕方ないですよね。

C女史の場合

毎日会議の多いC女史は一人+犬1匹生活。リモートワークが始まった当初は「家にいる=かまってくれる」と認識され、仕事に集中していると犬がちょっかいを出してくると嘆いていましたが、最近はもう犬のほうが慣れてきた模様。
ただし、会議で発言が続くと気に触るのか時々激しく吠え、以前より出社の頻度が上がっているようです。
犬には状況、わからないですよね。

私の場合

完全一人暮らしの私は、会議の声で隣に迷惑がかかっていないか気になるものの悩むほどでもなく、結構平和なリモートワーク生活を送っています。
時折人恋しくはなりますが、通勤に時間を取られなくなって自炊できることもあって、生活としては充実しています。
ただし、仕事が詰まってくると仕事と日常の境が曖昧になって、下手すると休日も仕事が降ってくるので、メリハリをつける意味では通勤は大事だったようにも思えます。

そんなふうにリモートワークもいいところ悪いところいろいろありますね。
コロナの感染リスクを抑えることが今一番の課題なのでリモートワークを推進することは重要と思いますが、コロナが落ち着いたときに今を踏まえて環境を選択できるように変わっていくといいな、と思うのでした。

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