【最近の漫画について】

「あれ、人間が化け物になる話多くね?」

どーもこんばんは暇な大学院生(仮)です。
今日は僕の大学院での研究テーマである漫画についてお話ししようかと思います。冒頭にもある通り最近の漫画って人間が化け物になってしまって、彼らと人間が戦いを繰り広げる(もしくは逆に人間が化け物の力を使って敵と戦う)話が多い気がします。東京喰種や進撃の巨人、テラフォーマーズなどがそうだと思います。

なんでこのテーマが最近多いのか、それはおそらく現在に蔓延る人間同士の醜い争いが、影響してるのではと僕は考えています。漫画とは時代を反映して、それを風刺する役割もあります。作者は読者に共感してもらえる作品を描き、読者は自分の心境を理解してくれるキャラクターや話に夢中になります。今明確な敵がいなくそれぞれに正義があるという論調が漫画に限らず創作物に流行っているのもそれが原因かもしれません。人はそうした行き場のない鬱憤を漫画を通して晴らしているんではないかなーとそう思います。

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