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何事も成功するには「協力と強い意志」

こんにちは。湯沢町にUターンし、南魚沼の子ども向けプログラミング教室で勤務をしている腰越です。今日は開催1週間前に決まった我が地元・湯沢町への出張体験会を開くまでの奮闘記を記録しておこうと思います。

通常授業開始!…あれ?

私の勤務するロボ団南魚沼校は11月より、プレ授業(基礎内容のみのお試しコース)をスタートさせました。

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↑「生徒が先生の板書を写す」とかしません。近代的なスタイルです。

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↑小数の概念を解説中の僕です。
プログラミング教室ですが、ミッション(その日の課題)をクリアするためには算数の理解も必要なので、がっつり勉強もします。
ちなみに生徒たちは「ロボを上手に動かすヒント(=遊び方の説明)を先生が話している」思って聞いているので、結構ちゃんと聞いてくれます。
#だから ロボ団生は理数に強い

ちなみに今は南魚沼の職業訓練校を借りて出張授業として行っているのですが、授業後に反省会をしつつ生徒情報を見ているとこんな話題が。

「てか、湯沢町民…意外といますね」

そうなんです。現ロボ団生のうち、3分の1が湯沢町民なのです。わざわざ平日夕方に隣町のプログラミング教室に来てくれている生徒が湯沢には結構いたんです。

ここで我々は1つの仮説を立てました。
「教育ビジネス的には、子どもが圧倒的に少ない湯沢町は厳しい」と言われていたが、実は可能性あるんじゃないか?と。
そこで急遽社内で話し合いを行い、「湯沢で1度体験会を開く」という事が決まりました。

告知が出来ない!

決めたは良いものの、湯沢で出張体験会やるならここが良いんじゃないか?という候補地がいくつか挙がり、会場候補地に問い合わせをしたものの使用可否の返答が中々来ない。
結局きら星BASEに決まったものの、決定したのは開催予定日1週間前…大分ヤバいです。

期間が短かろうが何だろうがここで人が集まらなければ、会社としての見解が「やっぱり湯沢じゃ無理だよね」となる可能性もあり、湯沢にプログラミング教育の環境を作りたい!という僕の目標は一気に遠ざかります。
千載一遇のチャンスを逃します。
なのでここは何としても「体験会参加者を満員御礼にする」と思っていました。

作戦① デジタル近代営業

そこで、まずは私も利用するきら星BASEの利用者の方々に「体験会イベントの情報を拡散して頂けないでしょうかぁ…」とお願いしました。
私は元々根暗の人見知りなので、このお願いだけでもドキドキでしたが、皆さん心良く了承をいただき、各種SNSで拡散してもらいました。(頼まずとも拡散して頂いた方もいらっしゃいました、本当に感謝です)
この結果、告知後2日間で体験者枠の半分を確保。SNSの凄さと皆さんの人脈に本当驚かされました。

作戦② アナログドブ板営業

(このペースなら楽勝かな)と、一瞬調子に乗ってしまったのですが、先程のロケットスタートから一変、あとの半分枠が全く埋まらない。
このままでは満員は程遠いので結構焦りました。
打開策として私が出した結論は、
挨拶回りをし、1人ずつ呼びかけるという何とも古臭い手法でした。
地元スーパー、コンビニ、酒造、建設、病院etc…片っ端から回りました。

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↑チラシを持って町中を走る僕。小売業の店は店頭、企業には休憩室にチラシを貼ってもらいました。
実質飛び込み営業だったので「アポ無しで来て、何だお前」とあしらわれた企業もありました。が、それで心折れている場合ではありません。企業を回りつつ友人や知り合いにも1人ずつ頭を下げに行きました。
色々もがいた結果、無事に開催前日までに満員まで埋める事に成功。いや、本当によく集まったと思います。

ここからが本番

集客問題は滑り込みでクリアしましたが、肝心の授業がゴミ屑だったら意味がありません。
私は授業に関してはそれなりに自信がある方なのですが、湯沢での開催を導くには何としても体験参加者に満足してもらう必要がある…そして勝負は1度きり、と思うと勝手にプレッシャーがかかり、久々に夜寝られませんでした。(普段の私なら3分以内に寝落ちします)

そして当日。

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参加者の半分くらいは「知り合いの紹介」枠でお越し頂いた方たちばかり。紹介者に迷惑をかけない為にも、成功は必須です。
いつもとはまた違う緊張感もありつつ、体験会スタート。

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今回は初の3部制だったので喋りっぱなしで最後まで大変でしたが、大きなトラブルも無く無事終了。何と体験後のアンケートでは全参加者から「満足」の評価をいただきました!(お世辞票もあるかもしれませんが、これは普通に凄い結果だと思ってます)

見ているか町長!

見ているか教育委員会!

見ているか湯沢学園の先生方!

町民は評価してくれたぞ!

...まぁ入会云々は体験者の皆さん次第ですが、会社としての反応もよく、湯沢開校案の実現までは、もう一押しという印象です。
何とか実現させ、ゆくゆくは学校現場への侵入に導きたい所です。

ということで、もう少し皆さん助けてください。お願いします。

次回予告

ついに教育現場とタッグを組める...のか?

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