集客センスがある人の真似なんてするな。
こんにちは。新潟県湯沢町にUターンして、子供向けプログラミング教室で勤務をする腰越です。今回は、現在勤務する教室「ロボ団」の本部から私の勤務する南魚沼校が優秀賞を受賞しました。
そこで、過去に教室を潰した経験もある僕が、なぜ高評価をもらえたのかを自分なりに分析してみました。
センス(才能)ある人たちのアドバイス
習い事教室を運営していく上で集客活動や顧客(保護者)満足度を上げることは必須ですが、集客研修や教室運営の上手な先生の成功例として死ぬほど出てくるワードは「保護者と少しでも多く対話すること」です。
会話をすることで、保護者(顧客)の考えや生徒の家庭状況を知り、より満足度を高めることができるからです。
すごい教室では授業前後の会話だけでなく、保護者との懇談会(食事会やBBQを主催)で信頼関係を築く!なんて事例も聞く事があります。
こういう事が出来る他校舎の先生の話を聞くたびに、行動力ももちろんですが、何よりも会話能力のセンス(才能)を、羨ましく思ってしまいます。なぜなら僕が同じ事を真似するにはハードルが高すぎるからです。
センス(才能)がない僕のもがき
正直言って、僕は保護者(というか人)との会話に苦手意識があります。
理由は、性格が根暗で人見知りだから。
幼少期から、対話型のやりとりというのが非常に苦手で…特に1発目にどう声をかければいいのか、未だにモジモジしてしまいます。(声をかけたとしても会話が続かない…)
社会人2年目(学習塾時代)の時には、授業技術で評価を受け、教室長に抜擢されたものの、保護者との信頼関係が築けず校舎を潰した過去もあります。(その他原因も多々ありますが)
当時の代表から「今年一杯で(僕が担当していた)教室が潰れますが、腰越くん一言ありますか?」と聞かれ、(「あぁ、僕が潰したんだな…」)というあの当時のやりとりは未だに記憶に残っています。
なので、本来教室長としての才能は0なんだと思います。。。
結果を出す努力の方法を考える
そこで僕はどうやったら保護者との会話を出来る様になるかずっと考えていたのですが、1つヒントとして、島田紳助さんのこの動画の言葉がすごくためになりました。
この動画を見て、僕はある仮説を立てました。
今まで聞いてきた教室運営のアドバイスは「保護者との会話能力の才能5」の人達からの努力法であって、「保護者との会話能力の才能0」の僕がいくらその努力をしようとしても、大きな結果は出ないのではないか?と。
ということで、保護者との会話以外の所でも満足度を上げる方法はないか考えました。
努力する場所を変える
色々考えた結果、僕は趣味でやっている動画編集を使うことにしました。
(毎回ではありませんが)時々授業の様子を撮影・編集して保護者のLINEに一言コメント+動画を送ったり、教室のYoutubeチャンネルにアップロードしたりしています。
どう考えても保護者の方と喋るより、1つ1つに編集時間がかかるので非効率なのですが、それでも自分は動画編集をしている時間は楽しく、苦しいと思った事はないし、何より会話でなくとも普段の様子を知る事が出来れば保護者にとって嬉しいことだと思ったので、時間がある時はコツコツと編集作業をするようになりました。
元々は「会話の代わりに動画を見せて満足度を上げる」ことが目的だったのですが、動画きっかけで保護者の方と会話することも増え、そんな事も保護者満足度につながったのかな?と思っています。
まとめ
「自分と同じようなタイプの人間の成功例を聞くことがすごく大切」ということに今回の受賞で気付かされました。
才能はもうどうしようもないので、うまくいかない時は努力の方法を考えながら仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか。
ではではまた。
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