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光る絵本展開催レポート②【メンバー編】

こんにちは。新潟県湯沢町にUターンして、子ども向けプログラミング教室で勤務している腰越です。この度2021年3月27日に「光る絵本展in南魚沼」を開催し、運営に携わる中で学んだことが色々あったので、内容ごとに3つに分けて記録に残します。

2発目は「メンバー集めに関して」です。
(1発目の「クラファン編」はこちら


南魚沼開催のメンバー特徴

まず、今回私たちが行った南魚沼開催は他の会場とはテイストが少し異なる形だったと思っています。それは、主催の主軸メンバーが私の勤務する会社と行政の方々だったということです。

他の会場だと「サロンメンバーでグループを作って」とか「プペルやイベントに興味関心のある友人を募って」...という形で人を集めてますよね。(多分。違ったらすいません)

それを踏まえて感じたメリット、デメリットを記録に残します。

メリット:お金のプレッシャーがほぼ皆無

今回私は自分のロボット教室の宣伝も兼ねていたので、会社に協力をお願いしたところ、「社内イベント」として資金援助をしてくれることになりました。(本当にありがとう御座います。本当に)

私が最終的に企画したのは、
「光る絵本展」×「市内習い事教室によるワークショップ」でした。

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元々光る絵本展を利用して、自分の勤務するロボット教室の宣伝にもつなげたい!という下心丸出しで色々考えていたのですが、クラファンで開催権利が1h×3回開催→1日開催と超グレードアップに成功したことにより、自分達だけでワークショップと絵本展を1日回すのは人員的にも内容的にも非現実的になってしまいました。

このイベントを最大限生かすには...という自問自答をずっとしていてプペルの紙芝居や絵本の読み聞かを誰かに頼んでやってもらう?など色んな案も検討したのですが、「せっかく春にやるなら思い切ってライバルの習い事教室も巻き込んじゃおう!(たぶん喜ぶし、自教室の宣伝になるなら子どもウケのいいワークショップのコンテンツを勝手に考えてくれるだろう...ぐへへへ)」という発想がピーン!と来て、このような内容になりました。

ただ、「ライバルにもチャンスを与える」という掟破りな戦法だったので、会社がOKを出すか非常に不安でしたが、正直ウチはコンテンツにかなり自信があったので、その辺も踏まえて話しを進め、無事承認を得る事に成功。

しかも、市内の教室への声かけや市内保育園・小学校へのチラシ作成&配布を教育委員会の方や行政の皆さんがサポートしてくれました。

この辺は本当〜にありがたかったです。
「近隣の子ども全員にチラシ渡す」って民間だけじゃ絶対無理でした。

ちなみに他の教室を呼んだことで、元々ロボットに興味が無かった層(特に女の子)も見学に来てくれたので、イベントとしても非常に良かったです。

他の教室も「こんなイベント開いてくれてありがと〜」と言っていたようなので、プペルのような子どもが集まるイベントの出展ブースに民間の教育機関を巻き込むのはアリだと感じました。

※特に学校の長期休みシーズン(春休み・夏休み等)は出展費かかっても出したい教室は多いと思います、集客チャンスなので。

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ロボ団(私の職場)は、釣りロボをつくって体験するブースを行いました

デメリット:「スポンサー」との対立

会社や行政(=私の中では「スポンサー」的位置付け)からの資金援助もあり、お金の問題にはほとんど縛られませんでした。

これは本当にありがたいことです、本当に!

その一方で、僕の中でやりたいこと(例:「一般開放時間を伸ばして夜までやりたい!」「もっとプペルを全面に押し出したい!」とか)を全てやり切ることは出来ませんでした。

というか、言えませんでした。

会社の上長や行政からも「腰越さんのやりたいことを言ってください」と何度も何度も何度も何度も声かけてもらったのですが、立場の違いから会社の上長や行政の偉い方と意見が対立した時に、自分の主張を押し切ることが出来ませんでした。

自我を出せば通った案もあったと思いますが、これは僕の内気な性格の問題なのでどうしようもありません。

何を言われようとも、もっと自分で決断し、自分のせいでコケて、自分で責任をとって...と成功失敗関係なく、「今の自分の力量でイベントを開くとどうなってしまうのか試したかったなぁ」という気持ちを最後まで抱えながら当日を迎えてしまいました。

※そんな事は言っても、自分より会社や行政のスタッフの方々の方が優秀なのは明白で、現状の自分の力では今回以上の得点は叩き出せなかったと思うので、もちろん感謝をしています。光る絵本展は大成功だったと思いますし、皆さんの意見を信じてよかったと今では思います。

当日スタッフに関して

当日のスタッフに関しては、基本自ら声掛けをしました。ただ、南魚沼はオンラインサロンメンバーの母数が少ないので、地元民を中心に声をかけました。

正直この辺ほったらかしにしていて開催1ヶ月を切ったあたりから一気に交渉していったのですが、Facebookで開催自体の宣伝や途中の苦労話も常に発信していて、その間に「大変なら手伝いますよー!」というお声を頂いていたので、声をかけた時にはほぼOKをもらえました。

クラファンの時も思いましたが、苦戦している時こそ発信することは大切だなーということ知りました。

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クラファン大惨敗の投稿をした時の一幕
大規模イベント経験者から神の一声が
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開催約9日前の無茶振り交渉
仕事の調整までしてスタッフ参加してくれた神的存在の友人も

結果、イベントのプロや経験者、警備のプロ、動画撮影のプロ、マルチにこなすアクティブな学生達、新幹線で駆けつけてくれた人etc…ど素人の主催イベントにこれほどの方が集まってくれたと思うと感謝しかありませんでした。(イベント最後の挨拶で感極まって泣いてしまいました)

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↑撮影スタッフでもある、エチゴライブの板羽さんが作成してくれました。

メンバー編感想

コロナ禍での開催に色々苦戦も強いられ、途中自分の意見を上手く主張出来ないことでマリッジブルーならぬイベントブルーになっていた時もありましたが、総合的に見ると思いつきで手を挙げたこのイベントに多くの方が賛同し、僕より優秀な人が、僕のために動いてくれたことは本当に嬉しく思いました。

運営に関わって頂いた全ての皆様。本当にありがとう御座いました。

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