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子供のスポーツの練習を見守る親の気持ち③(完結)

今週も日曜日はシラチャの少年野球チーム「サワディーズ」の練習に参加してきました。


週末は毎回このネタのような気がします。(苦笑)


子供と日常生活を過ごす中で、親として最も難しくもあり、成長できると感じる部分が、この、「子供がプレーしているのを見守る」ということだと思っています。


なので、どうしても記録として残しておきたい、子育て中の親御さんの参考になればと思って書いています。


ついでに言うと、あともう一つは、子供に勉強を教えていて、何度言っても理解してもらえない時の感情のコントロールです。


(教えていて理解できないのは親の教え方の問題も大きい。)


両方ともなかなか手ごわいシチュエーションです。


さて、、、、。


今日は、前回の反省も踏まえて、極力息子への声がけを自粛しました。


(補足)
前回は守備についた息子の後ろで、やれ構えろだ、やれ、送球をきちんと投げろだ、ふざけてないで、ボールをよく見ろなどと、いちいち指図をしてしまいました。


息子の方としては、ただでさえ暑さと、なかなか上手く出来ないことに対してのイラつきが高まる中、僕があれこれ感情的に言ってくるからますます悪循環に陥り、険悪なムードになってしまったという話。


下記の2つの記事を事前に読んで頂くと、今回の内容がよく伝わると思います。

https://note.com/t_kanemoto55/n/nf7b229fdc582




僕は息子を遠目で見れるような位置で球拾いなどに従事して、彼の様子を眺めるようにしました。


やはり、近くで見ていても、遠くで見ていても、何かを言いたくなることに変わりはないのですが、それでも、物理的に距離を取ることによって、少なくとも息子を苛つかせるような言動をすることはなくなり、


気持ち的にも冷静に見れたのではないかと思います。


集中できてなかったり、適当なプレーをしたりすれば、監督やコーチ、そしてチームメートが適切に声がけ(時には叱って)してくださるので、元々親があれこれ言う必要性もなかったということも、こうして距離を取ることでようやく理解しました。


つまりは、僕が言いたいから言っていたということなのだと思います。


監督、コーチ、チームメートを信頼して任せる、そして親は練習がスムーズに安全にできるようにサポートをする。


そういう役割を担っていけば良いということです。


1年以上経って、ようやくこのようなシンプルな回答にたどり着きました。
遅すぎ。(苦笑)


だけれども、親でしかサポート出来ないことも沢山あります。


例えば、息子の様子を遠くからでもよーく見ておくということ。


後で、上手く出来たプレーはもちろん、惜しかったプレーなどについて話をして、もしもアドバイスや練習相手を求めてくるならば、それに応えるという役割もその一つ。


子供は時にチラチラと親の方を見ているので、そういう視線には手を振ったり、声援を送るのも大切だなぁと思います。


子供はコーチに任せっきり、親は涼しいところでスマホに夢中という光景を時々見かけますが、(サワディーズではそういう光景は皆無です。) それは子供にとって、とても悲しいことです。それだけは絶対にしないということ。


練習が終わった後には、色々と聞きたいこと、言いたいこともあるかもしれないけれども、そこはぐっと我慢して、子供がしてくる話題に対してよくよく話を聞き、疲れをねぎらってあげること。


そこまでできれば、合格点なんじゃないかと思っています。


結局のところ、親は見守るということしかできないという結論に至ったわけですが、その見守ると言うシンプルなことが、奥が深く、言うは易し、行うは難しですので、僕を筆頭に、世の中のお父さん、お母さんは子育てに悩んでおられるのでしょう。


あらゆる機会を使って、「見守る」を実践していき、是非マスターしたいものですね。


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