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分からないこと、知りたいことがあるならばお客様に聞け!

少し前からお手伝いを始めた店舗でのお話です。


売上が伸び悩んでおり、色々とテコ入れをしていかないといけない中、新しいメニュー開発や、品揃えを増やしたり、価格を下げた商品ラインナップを試作検討したりと色々な事を行っています。


そんな感じで動いているところに、常連のお客様から一本のラインが入りました。


「私は〇〇コンドに住んでいるのですが、事前予約でよいので出張販売をしてもらえないでしょうか?」


よくある質問かもしれませんし、一人のお客さんのために出張販売するのもコスト的にどうかと言うこともあり、配達については検討していますが、まだ未対応ですと言う感じで、丁重にお断りするのが無難なところです。


ただ、今回そこでそのままお断りせずに、今後の参考にでもできればと2つだけお客様に質問してみました。


「出張販売は検討している所なのですが、他出張先への人員と、時間の関係で現時点でなかなか難しいです。ただ、少し遅めの時間帯などであれば、調整可能かもと言う状態なのですが、そのような感じでもご利用に支障はないでしょうか? また、出張販売を具体的に進めていくにあたって、アパートの担当者の方をご存知でしたらご紹介いただけませんでしょうか?」


そうするとお客様の方から、以下のような内容で連絡が返ってきました。


現時点で他の業者さんは〇〇時から〇〇時まで来ていますが、遅めの時間帯でも出店時間さえ分かれば問題ないと前置きした上で、


アパート内の出張販売専用の入居者専用のグループラインで告知や宣伝ができること、、入居者向けのチラシなどでの告知の方法、そして担当者への連絡など全てをそのお客さんが行って下さいました。


そして、その上で担当者とラインで繋いでくださり、全ての段取りを整えて下さったのです。


その方はお店のファンで、有り難いことにもっとそのお店の商品が広がってほしいと思って下さっているので、是非頑張って欲しいという思いから、色々とお力添え下さったとのことでした。


これには僕も感動してしてしまい、すぐにお店の管理者に連絡をとって、出張販売をぜひとも進めていきましょうと言うことで動くことになりました。


無事に出張販売が始まった暁には手みあげを準備してお礼に行ってこようと思っています。


こんな感じで、「難しい、まだ早い、検討中。」 そんな感じで煮詰まっていたとしても、ちょっとした問いかけから、一気に道がひらけてくることもあります。


自分たちだけの考えて進めていくのではなくて、こうして時には「お客様の意見を伺ってみる、そしてダメ元でもお願いをしてみる。」 


こういうことは実は結構大切なことなんじゃないかと思いました。


商品を気に入ってくださっている方なら尚更です。


自分の商品の一番のファンに、率直にお願いしてみる、意見を伺ってみる。


これ、是非試してみて下さい!

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