見出し画像

最高級のお茶を頂きながら、おしゃべりする会@シラチャ

特別なお茶会に招待して頂きました。


年間わずか100キロしか採取できないという大変貴重な東頭(とうべっとう)を始め、(100グラム1万円超え!)


数種類の貴重な日本茶を贅沢に味わうお茶会です。


お茶会?
それも初対面の人ばかりと。


どんな会になるのかと、斜に構えていた自分でしたが、一口頂いた瞬間からすーっと身体の力が抜けていき、すっかりお茶の深い世界に浸っていました。


お茶の世界では、「お茶で酔わせる」という言葉があるとのこと。


まさに「お茶に酔う」体験をしました。


お茶マスターは場の雰囲気、飲む人の顔、会話の反応を繊細に感じながら、出すお茶を決め、入れ方に変化を持たせ、その人の素の姿を引き出し、リラックスを深めていくのだそうです。


だからお茶の種類によっては、飲み手は本心や素をさらしたくないという無意識の抵抗から、特定のお茶を受け付けないという現象も起こったりするのだとか。


訳あって、常日頃から自分を隠している、抑圧していたりする方(職業柄そうせざるを得ない場合もあるでしょう。)などは特に。


人間の五感の中では嗅覚がもっとも敏感と言われており、特定の匂いに対して本能から抵抗感を感じるのでしょう。


人間の嗅覚は思っている以上に鋭いのです。


大変興味深いですね。


お茶にまつわる蘊蓄も色々と教えて頂きました。

天台宗の開祖、最澄が唐から持ち帰ったことが日本でのお茶の始まりだということ、


お茶の効能について、


お茶の入れ方による味の変化、(お茶に滲み出てくる成分の違い)


その他諸々、、、、。


最澄や禅の高僧達、戦国武将や時の権力者や文化人たちが愛してやまなかったお茶の世界を少しだけ垣間見れたこと。


何より、「本当のお茶の味ってこんなだったんだ!」と知ることができたこと。


ちょっとした感動体験でした。

もっと「本物のお茶体験をしてみたい!」
そんな風に思っています。


参加されたみなさんも同様に感じておられたようで、お茶会の後はすっかりと打ち解け、その後の食事会は大変な盛り上がりとなりました。


このような特別なお茶会、今後タイでも開催できるとしたら、興味ある人はいるでしょうか?


せっかく頂いたご縁、これから僕も何らかの形で関わることができたらなぁと久しぶりに高揚した夜でした。


*めっちゃ久しぶりの投稿*

いいなと思ったら応援しよう!