在住20年を超える日本人が今あえてタイ語を学び直そうと思った理由
これまでずっと先延ばしにしてきたタイ文字の練習も継続2ヶ月が過ぎ、ようやく習慣になってきました。
写経用に用意したノートも2冊目に入ります。
タイ語については、基本的な会話で不自由することはほとんどなく、文字も専門の事であれば、大体読むことができるため、
正直な所、あまり学習する必要性を感じていませんでした。
では、なぜ今このタイミングでタイ語と向かい合ってみようと思ったのか?
これには大きく2つの理由があります。
1つ目は、
人からみた、僕自身の強みだから。
お客様や親しい友人、先輩方に、
「僕の強みは何だと思いますか?」
と聞いた時に、必ず言って頂けることは、
「タイに長く、現地に根ざしており、タイ語にも堪能で、タイのことなら安心して任せられること。」
恥ずかしいですが、有難いことにそう言っていただいておりました。
だけれど、実際のところはというと、
タイ語をSNSの日常投稿ですらスラスラと書けるわけでもなく、
Youtube等でタイ人の興味を引けるような発信が出来ているわけでもなく、
自分の妻に対してすら、今、僕自身が学んでいること、興味を持っていること、これからどうしていきたいかなどについての、具体的な内容を詳細に説明できていないという状態でした。
タイに20年以上も住んでいながらも、この程度とは、今になって非常に情けなくなってきたのが本音です。
2つ目の理由は、1つ目の理由の中にも入ってますが、
妻や大切な人たちにしっかりと自分の学びや考えを伝えたいという思いが大きくなってきたことです。
特に子供が生まれてからは、子育てについて、健康について、もちろんビジネスやそれぞれの進路等についても話をする機会は増えていたものの、
なかなか詳細な事柄について、タイ語でしっかり伝えられていませんでした。
日本語で話す半分位の内容を大まかに伝えるだけで、お茶を濁していたように思います。
どうしてこれまでその点について疑問をもたなかったのか?
あるいは分かっていながらも直視してこなかったのか?
いずれにしても、これまでのツケを精算するタイミングに差し掛かっていると、今回ばかりは自分と向かい合っていくことを決めました。
今46歳。
50歳になる頃には、牛歩の歩みで進んでいったとしても、息子が小学校を卒業するまでには、相当なタイ語力が身についているはずです。
そんな事を考えていると、学習欲にブーストをかけるようなきっかけが起こるというのも不思議です。
先日、ネイティブレベルの日本語を話すオーストリア人女性がとあるYoutubeで取り上げられていたのを偶然目にしました。
彼女は中学時代に日本のアニメとJ Popにどはまりして、独学で日本語を学び始めたんだそうです。
アニメを見て、J Popを聞いて、歌ってと楽しんで遊んでいただけなので、学んだという感覚はなかったそうです。
そんな彼女がウィーンの大学に入って、日本語学科でしっかりと学び、日本に来る前にはネイティブレベルの日本語を身に着けていたという、、、、。
好きこそものの上手なれの典型ですよね。
僕も大学時代に初めてタイに来てから、タイの事を大好きになった頃の感覚を思い出しながら、原点回帰して、タイ語と触れ合っていければと思います。
あえて宣言するまでのことではないけれども、自分にプレッシャー掛ける意味でも、こうして晒しておこうとおもいました。
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