昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/28 火)
-------------9/27ドル円相場-------------------------
FOMCタカ派化観測で米債利回り上昇が継続。7月5日以来の111円台を回復して111.065まで。
OP110.682 HI111.065 LO110.543 CL111.012
-----------9/27主な出来事---------------------------
独総選挙(26日投開票)、中道左派の社会民主党(SPD)がキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)に僅差で勝利
21:30 アメリカ8月耐久財受注(前月比) +1.8%
予想-0.1%(0.5%)
前回+0.6%
21:30 アメリカ8月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比) +0.2%
予想+0.7%(0.8%)
前回+0.5%
18:33 独社会民主党(SPD)ショルツ氏
「緑の党と自由民主党(FDP)と連立政権を目指す」
「クリスマスまでの連立合意を望んでいる」
21:09 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「インフレ上昇を主に一時的なものと見なし続けている」
「パンデミックの進展に依存して、成長見通しは引き続き不透明」
24:00 ベイリーBOE総裁
「中期的にインフレ目標を持続的に達成するために、メンバー全員が緩やかな利上げが必要になると考えている」
「最近はこの根拠が強まったようにみえる」
24:54 エバンズ米シカゴ連銀総裁
「失業率は年末までに5%を下回る見込み」
「テーパリングは間もなく開始されるだろう」
「2023年に1回の利上げ、そのあとは緩やかな傾斜になると予想」
25:07 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「利上げの基準はまだ満たしていない」
「テーパリングは近く正当化されるだろう」
26:15 ブレイナードFRB理事
「雇用はテーパリング基準にやや不足」
「雇用拡大が私の望むように続けば、資産買い入れ削減の基準に間もなく達するかも知れない」
29:50 パウエルFRB議長(28日の議会証言原稿)
「供給面でのボトルネックや雇用の困難、他の制約の度合いが想定以上に大きく、長引く恐れがあり、インフレに上振れリスクを及ぼす可能性がある」
--------9/27株式・債券・商品-------------------------
日経平均 30240.06▼8.75
豪ASX 7384.173△41.550
上海総合 3582.831▼30.236
英FT 7063.40△11.92
独DAX 15573.88△42.13
NYダウ 34869.37△71.37
日10年債利回り 0.061△0.001
豪10年債利回り 1.410%△0.005
英10年債利回り 0.952%△0.027
独10年債利回り -0.223%△0.005
米02年債利回り 0.2779%△0.0084
米10年債利回り 1.4871%△0.0362
NY原油 75.45△1.47
NY金 1752.00△0.30
------------9/28注目材料-----------------------------
<国内>
08:50 7月15-16日分の日銀金融政策決定会合議事要旨
<海外>
10:30 8月豪小売売上高
15:00 10月独Gfk消費者信頼感指数
20:00 8月メキシコ失業率
21:00 ラガルドECB総裁あいさつ
22:00 エバンズ米シカゴ連銀総裁あいさつ
22:00 7月米住宅価格指数
22:00 7月米ケース・シラー住宅価格指数
22:45 パネッタECB専務理事講演
23:00 ☆パウエルFRB議長とイエレン米財務長官が米上院銀行委員会で証言
23:00 9月米リッチモンド連銀製造業景気指数
23:00 ☆9月米消費者信頼感指数
24:00 シュナーベルECB専務理事講演
26:00 ☆米7年債入札(620億ドル)
26:40 ボウマンFRB理事講演
28:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
------------9/28きょうのひとこと---------------------
ドル円は111円台を回復して7月に付けた年初来高値111.66円が視野に入ってきました。四半期末接近とあって動意は限られる見通しですが、米債利回りの上昇が続けばワンチャンあるかもと思わせるような足元の動きです。いずれにしても「米債利回り頼み」なので、今夜はパウエルFRB議長の議会証言(原稿はすでに発表済につき質疑応答に注目)と米7年債入札に注目です。少し細かい事を言えば、米消費者信頼感指数の内訳のインフレ見通しもマークしておきましょう。
本日もよろしくお願いいたします。