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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(11/25 木)

-------------11/24ドル円相場----------------------------

持ち高調整で114.820まで弱含むもNY市場で反発。好指標が続きSF連銀総裁とFOMC議事録がテーパリング加速に言及した事で115.516まで上伸。2017年1月以来、4年10カ月ぶり高値を示現。

OP115.121 HI115.516  LO114.820 CL115.415

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-----------11/24主な出来事---------------------------

10:00 NZ中銀、政策金利を0.50%から0.75%に引き上げ

18:00 ドイツ11月IFO企業景況感指数 96.5
前回97.7
予想96.6

22:30 アメリカ新規失業保険申請件数 19.9万件
前回26.8万件
予想26.0万件

22:30 アメリカ10月卸売在庫(前月比) +2.2%
前回+1.4%
予想+1.0%

22:30 アメリカ7-9月期GDP・改定値(前期比年率) +2.1%
前回+2.0%
予想+2.2%
22:30 アメリカ7-9月期個人消費・改定値(前期比年率) +1.7%
前回+1.6%
予想+1.6%

22:30 アメリカ10月耐久財受注(前月比) -0.5%
前回-0.4%(-0.3%)
予想+0.2%
22:30 アメリカ10月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比) +0.5%
前回+0.4%(0.5%)
予想+0.5%

23:00 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「これまでの状況が続けば、テーパリングのペース加速を全面的に支持するだろう」

24:00 アメリカ10月個人所得(前月比) +0.5%
前回-1.0%
予想+0.2%
24:00 アメリカ10月個人消費支出(PCE)(前月比) +1.3%
前回+0.6%
予想+1.0%
24:00 アメリカ10月PCEデフレーター(前年比) +5.0%
前回+4.4%
予想+5.1%
24:00 アメリカ10月PCEコア・デフレーター(前年比)+4.1%
前回+3.6%(3.7%)
予想+4.1%

24:00 アメリカ11月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 67.4
前回66.8
予想66.9

24:00 アメリカ10月新築住宅販売件数(年率換算) 74.5万件
前回80.0万件(74.2万件)
予想80.0万件

24:00 独SPD、緑の党、FDP、3党連立合意、ショルツ財務相が首相へ

28:00 FOMC議事録
「幾人かの参加者は、インフレが目標と整合する水準を上回る状態が続いた場合に、FOMCは資産買い入れペースを調整し、FF金利誘導目標の引き上げ開始を参加者が想定する時期から速める準備を整えるべきだと主張」

--------11/24株式・債券・商品-------------------------

日経平均 29302.66▼471.45
豪ASX  7399.440▼11.125
上海総合 3592.702△3.613
英FT   7286.32△19.63
独DAX  15878.39▼58.61
NYダウ  35804.38▼9.42

日10年債利回り 0.083%△0.008
豪10年債利回り 1.860%▼0.007
英10年債利回り 0.996%▼0.001
独10年債利回り -0.228%▼0.008
米02年債利回り 0.6398%△0.0256
米10年債利回り 1.6341%▼0.0310

NY原油 78.39▼0.11
NY金  1786.90△0.60

------------11/25注目材料-----------------------------

<国内>
----- 11月月例経済報告

<海外>米国祝日(感謝祭)
06:45 10月NZ貿易収支
09:30 7-9月期豪民間設備投資
16:00 7-9月期独GDP・改定値
16:00 12月独Gfk消費者信頼感指数
17:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
17:10 エルダーソンECB専務理事講演
17:30 スウェーデン中銀政策金利
18:00 シュナーベルECB専務理事講演
18:30 10月南アフリカ生産者物価指数
21:00 7-9月期メキシコGDP・確定値
21:30 ECB理事会議事要旨(10月28日分)
22:30 ラガルドECB総裁講演
23:05 ハスケル英MPC委員講演
26:30 ベイリーBOE総裁講演

------------11/25きょうのひとこと---------------------

昨日のドル円は4年10カ月ぶりに115.52円まで上昇しました。米新規失業保険申請件数が1969年以来の低水準に改善し、米PCEデフレーターが1990年以来の水準に上昇加速。「雇用」と「物価」の両面からFRBに引き締め圧力がかかった格好です。加えてデイリーサンフランシスコ連銀総裁がハト派からタカ派へ宗旨替え。FOMC議事録でもテーパリング加速と早期利上げに言及と、ドル買い材料には事欠かない相場展開でした。相場に「たられば」はありませんが、もし米国が感謝祭の連休前でなければどこまで上値を伸ばしたか・・・と想像せざるを得ないところです。

本日もよろしくお願いいたします。