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米ドル強気維持、ユーロは強気後退(2021年3月調査)

外為どっとコム総研では毎月お客様に対してアンケート調査を行い、外為短観というかたちでまとめています。全編はこちらでご覧いただけます。以下、印象的な調査結果を掲載します。

今後1カ月間の米ドル /円相場の見通しについてお答えください

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「今後1カ月間の米ドル/円相場の見通し」については、「米ドル高・円安方向」と答えた割合が53.7%であったのに対し「円高・米ドル安方向」と答えた割合は21.3%であった。この結果「米ドル/円予想DI」は△32.4%ポイントとなり、前月(△34.9%ポイント)からプラス幅は僅かに縮小したが高水準を維持した。調査期間前後の米ドル/円相場は、108円台後半を中心に推移しており、前回調査時の105円台から3円以上もの米ドル高・円安水準にあった。それでも個人投資家の米ドル強気見通しはほとんど崩れなかったのが印象的だ。

あなた個人の「景況感」はいかがですか?

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今回の特別質問として、「あなた個人の「景況感」はいかがですか?(ひとつだけ)」と尋ねたところ、「良くなっている」が21.6%「悪くなっている」が26.9%「あまり変化なし」が51.5%という結果になった。2020年11月に同じ質問をした際は順に12.4%、42.1%、45.6%であった。「悪くなっている」の割合が大きく低下したのが特徴的であり、コロナ禍で悪化していた個人投資家の景況感が底入れしたように見受けられる。

この他にも「ユーロ/円相場の見通し」や「豪ドル/円相場の見通し」、「新型コロナウイルスの世界的な終息時期」など調査しております。詳しい内容に関しましては、こちらでご覧いただけます。