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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/26 水)

--------------6/25ドル円相場-------------------

米利下げ観測やイラン情勢を巡る懸念などで106.777円まで下落して1月3日以来の安値を示現。ただ、FRB首脳が過度な利下げ観測をけん制すると下落前の水準に持ち直した。もっとも、株安に振れたためそれ以上の戻りは見られなかった。

OP107.254 HI107.406 LO106.777 CL107.159

-----------6/25主な出来事---------------------------

11:56 トランプ米大統領、日米安保条約破棄の考えを側近に漏らしていた-関係者

13:04 イラン政府筋
「新たな制裁は外交の道筋が永遠に断たれたことを意味する」

15:58 ロウハニ・イラン大統領
「ホワイトハウスの行動は困惑させ、無意味」
「米国の制裁はワシントンの絶望を映している」

22:00 アメリカ4月住宅価格指数(前月比) +0.4%
前回+0.1%
予想+0.2%

22:00 アメリカ4月ケース・シラー米住宅価格指数(前年比) +2.54%
前回+2.68% (2.61%)
予想+2.50%

23:00 アメリカ6月リッチモンド連銀製造業指数 3
前回5
予想2

23:00 アメリカ5月新築住宅販売件数(年率換算) 62.6万件
前回67.3万件 (67.9万件)
予想68.4万件

23:00 アメリカ6月消費者信頼感指数 121.5
前回134.1 (131.3)
予想131.0

23:59 トランプ米大統領
「イランは非常に無知で侮辱的な声明を出した」
「イランは現実を分かっていない」

25:40 ブラード米セントルイス連銀総裁
「50bpの利下げを実施する状況にはない」

02:02 パウエルFRB議長
「FRBは情報を注視し適切に行動する」
「金融政策は短期的なセンチメントの変動に過剰反応してはならない」
「FRBは短期的な政治圧力から隔離」
「政治に屈すれば打撃」

「3月29日と比べて政局は大きく変わったと思う」、「イギリスも欧州も、(離脱に向けて)何が必要かという理解が変わったのではないか」と話した

---------6/25株式・債券・商品-----------------------

日経平均 21193.81▼92.18
豪ASX  6658.028▼7.409
上海総合 2982.074 ▼26.074
英FT  7422.43△5.74
独DAX 12228.44▼46.13
NYダウ 26548.22▼179.32

日10年債利回り -0.1550%▼0.0010
豪10年債利回り 1.283%▼0.014
英10年債利回り 0.794%▼0.022
独10年債利回り -0.331%▼0.024
米2年債利回り 1.7318%▼0.0006
米10年債利回り 1.9850%▼0.0293

NY原油 57.83 ▼0.07
NY金 1418.70△0.50

------------6/26注目材料---------------------------
<国内>
特になし

<海外>
07:30  ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
11:00  RBNZ政策金利発表
15:00  7月独Gfk消費者信頼感指数
15:45  6月仏消費者信頼感指数
18:00  メルシュECB専務理事、講演
18:15  カーニーBOE総裁、カンリフBOE副総裁、テンレイロMPC委員、サンダースMPC委員、講演
21:30  5月米耐久財受注額
23:30  EIA週間原油在庫統計
24:30  デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、講演
26:00  米5年債入札 (410億ドル)

------------6/26きょうのひとこと---------------------

「0.5%の利下げ期待は行き過ぎ」と発言したブラード総裁は、先のFOMCで唯一利下げに票を投じたハト派の筆頭格です。それだけにドルを下げ止まらせる効果はあったようです。陰線引けながら106円台に下ヒゲを長く伸ばした昨日のドル円の足型からも「下げ止まり」は感じられますが、「反発」までは期待しにくいところかもしれません。

本日もよろしくお願いします。