深海墨之助

深海墨之助が「花兎」の意匠を考案した源は、茶道藪内流の「紹智金蘭」と云う「名物裂」にある。
彼が藪内流の門人であったことを物語るものでもある。
陶磁器の文様の源流に染色文化の関わりがあることは今後「学際」で研究がなされるべきである。
因みにこの度の「花兎シリーズ」の色彩の数は17色である。
※紹智金襴(しょうちきんらん)
名物裂の一つです。麦藁筋と称する綾目を持つ萌葱色の綾地に、金糸で簡明な花兎文をあらわしたものです。茶道薮内流の宗匠紹智にゆかりの裂とされていますが、その由来は定かではありません。
ーきもの用語大全ーより
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