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事務所開きで訴えたこと。

みなさん、こんにちは!いなば嵩広です。
8月27日に10月の戦いに向けて事務所開きを行いました。お呼びした以上の方にお越し頂き、立ち見が出るほどのお客様にとても緊張をしました。
その中で、私が特に訴えたのが佐賀市の現在の経済状況でした。

RESAS(地域経済分析システム)とは

私はRESASという国が提供している経済分析システムを用い、佐賀市の経済の状況をお話させて頂きました。RESASは官民のビックデータを利用して、各自治体の産業構造や人の流れ、地域経済など地方創生を行う上で必要なデータが集約されたシステムです。

佐賀市の経済状況

RESASの最新のデータである2015年と2010年のデータを比較すると、数字としてはっきりと分かる事があります。それは経済規模の縮小です。また、所得に注目をしてみると2010年には4,418億円あった佐賀市民の所得の合計が2015年には4,168億円まで減少していました。つまり250億円分、佐賀市民は貧困化したという事です。

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このままではどうなってしまうのか

所得が減少すると、所得の高い地域へと貴重な働き手が流出をしてしまう恐れがあります。今でさえ、佐賀市は雇用の受け皿が小さく、多くの方が東京や大阪、福岡といった都市圏に働き手が流出しています。このままの状況が続けば、その流れは更に加速する事でしょう。
働き手の流出、人口減少、景気の低迷、これらを要因として佐賀市の税収は少なくなってしまいます。

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他人事ではない経済問題

税収が少なくなると、市役所が行うべき住民サービスの質が低下します。今まで受けられていたサービスが受けられなくなったり、無償だったサービスが有料になったり、有償だったものが更に値上げしたり、、、
「経済なんて大きいことは分からない」「毎日、当たり前のように暮らせているので関係ない」そのように多くの方が思っているかもしれません。しかし、経済問題は決して他人事ではないんです。

この流れに楔を打つ

既に停滞から衰退のフェーズに入ってしまっている佐賀市の経済。今まで通りの行政運営を行なっていると、この流れを止めることは出来ません。その為には新しい知見を持った人が行政の舵取り役になってもらわないといけません。そして、その市政を正しく判断できる議員が必要です。
行政も議会も慣例にとらわれていてはいけません。現在はインターネットの影響もあり、時代の流れは以前よりも早くなっています。その早い流れに対応した見識を持った人材が求められています。
私もそのような人材になれるよう、引き続き一生懸命勉強をしてまいります!

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誠実に、志高く。いなば嵩広

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