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子ども政策について。

みなさん、こんにちは!
今回は前回に引き続き子どもを核としたまちづくりの政策の詳しい内容について書いてみたいと思います。

第2子の壁

第2子の壁という言葉をご存知でしょうか?経済的理由により2人目の子どもを諦めざるを得ない方がとても多く、そこには大きな壁が存在しています。子どもをほしいと思いながらも経済的理由で諦める社会は決して健全とは言えません。そこで、第2子以降の0歳〜2歳児の子どもの保育料の無償化を目指します。
現在、佐賀市では3歳〜5歳児までのお子さんの保育無償化は実現していますが、本当に手が必要なのは0歳〜2歳児の時期ではないでしょうか?現在の世の中は共働きでないと家計のやりくりが難しい時代です。国の政策を待つ前に、自治体として出来る限りのことをやらなくてはなりません。
佐賀市では0歳〜2歳児の保育無償化は非課税世帯に限り実施されています。しかし、人口分布で一番多い中間層にまで適用しないと高い政策効果の期待が出来ません。所得制限を設けず、「佐賀市の子どもは佐賀市が育てる」という思いのもと、この政策の実現に努力をしたいと思います。

給食の無償化

市立小中学校の給食費の無償化を目指します。現在の佐賀市では所得の低いご家庭に限り、給食費の無償化を行っています。第2子の壁でも書きましたが、人口分布で一番多いのは中間層です。高い政策効果を求めるには所得制限を設けず、「佐賀市の子どもは佐賀市が育てる」の思いで給食費の無償化を実現しなくてはなりません。
また、給食の食材には佐賀市が誇る地元産品を積極的に取り入れ、佐賀市の食材で子ども達の成長を応援したいと思います。現在の佐賀市では地元産品の利用率が17.0%です。農業が盛んな佐賀市であるからこそ、もっともっと佐賀市の食材を利用するべきではないでしょうか?

スタディクーポンの実施

非認知能力という言葉があります。これはテストの結果やIQでは測れない子どもの能力のことを示します。この非認知能力の高い子どもは将来の学業の達成率や所得が高い傾向にあります。では、非認知能力を高めるにはどうすれば良いでしょうか?その秘訣は「学外教育」です。学外教育とは学校や塾で学ぶ教育以外のことです。例えば、サッカーや野球といったスポーツで得られるコミュニケーション能力や書道などで入賞したことで得られる達成感といった、勉強では得ることの出来ない経験が必要です。
非認知能力は言い換えれば「生きる力」です。その生きる力を得るための機会を提供するためにスタディクーポンの発行を目指します。スタディクーポンとは塾だけでなく習い事にも使うことのできるクーポンです。現金給付ではなく、スタディクーポンにすることで、確実に教育機会の創出を図ることが可能です。

おわりに

私は「佐賀市の子どもは佐賀市が育てる」という思いのもと、これらの政策を考えました。子どもを核としたまちづくりを積極的に行っている兵庫県明石市では子ども政策を行なった結果として、出生率の上昇と移住定住人口の増加が認められました。そして、子どもや人口が増えたことで、まちに賑わいが戻り、さらには地価が上昇したことでシャッター街のシャッターも開きつつあります。
子どもを核とすることでまちに好循環が生まれ、まちは力を取り戻し、自ずと元気になります。
私は好循環があり、持続可能な佐賀市の未来を創っていきたい。本気でそのように思っています。

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