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選挙を通じて学んだ事。

皆さん、こんにちは!
10月17日の投開票の結果は、3292票というたくさんの投票を頂き、3位当選をする事が出来ました。
自分の力だけではこんなに多くの票を頂くことは不可能でした。
今回は、そんな選挙を経て私が学ことが出来た大切な事を綴りたいと思います。

人と人との繋がり

今までの人生で誰かにこんなにも応援してもらった事はありませんでした。自分の為に叱ってくれた人。辛い時や嬉しい時に一緒に涙を流してくれた人。選挙準備期間から選挙期間中にかけて体重が減っていく事を心配して、食べきれないほどの差し入れをくれた人。本当に多くの方に応援をして頂きました。そんな経験を通じて学ことが出来たのは「人と人との繋がり」でした。この数ヶ月でたくさんの方との絆が生まれるのを感じることが出来ました。

繋がりが希薄の現代

現在の日本では都市部を中心に地域コミュニティの希薄化が進んでいます。マンションの隣部屋の方が誰なのか知らない。ご近所の方と挨拶を交わすことがない。などなど、地域コミュニティに煩わしささえ感じている方が多くなっています。それは生活をする上で気楽かもしれません。しかし、私たちの社会は支え合うことで成り立っています。まちが綺麗なのは地域の方が掃除をしてくれているから。ご高齢でおひとり暮らしをしている方が安心して暮らせるのは地域でお世話を焼いてくれる人がいるから。社会は誰しも支える方にも支えられる方にも回ります。

地域コミュニティの底力

人と人の繋がりがもつ力は地域にとって目に見えない大切な財産(資本)です。地域コミュニティが活発な地域は強靭(レジリエンス)です。困難があった時、人々は助け合い、支え合う。自発的に、ともに良いまちを作ろうと努力する。
行政予算の縮小が続く現代こそ、地域コミュニティの力が必要です。地域コミュニティが持つ可能性は計り知れません。
そして、行政はそんな地域コミュニティと二人三脚で行政運営をする必要があると思います。

おわりに

今回の選挙を通じて学ぶことが出来た、人と人との繋がり。これは佐賀市にとって貴重な財産です。都市部の人々が置き忘れてしまった大切な財産です。この財産を大切に、もっと育んでいけるようなまちづくりを目指したいと強く感じることが出来ました。就職活動と揶揄されることもある選挙ですが、私にとっては大切な事を学べた貴重な経験となりました。
私のために一生懸命応援してくれた全ての方に、この場をお借りして改めて感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました!!

参考図書

社会的共通資本 宇沢弘文著
日本を代表する経済学者。多くの研究で世界的な功績を残しました。経済格差などの利潤追求を優先する経済学に一石を投じ、人間を重視する経済学理論を確立を目指しました。
新書の割に難解な著書ですが、一読の価値ありです!
参考リンク:NHKあの人に会いたい

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