【旅プランの立て方】フライトどうする?
さて、存分に情報が集まったら、まずはフライトを決めます!
日本からの最短渡航ルートを探す
旅のラフなスケジュールが見えてくると、エアについても何が良いのかだんだん見えてきます。日程および滞在都市のロケーションによって、航空券の取り方も違ってきます。
ルートはひとつとは限らない
東京には羽田と成田の2つの国際空港があるように、各国でも大都市には国際空港が複数ある場合が多いです。どの空港を利用するかで、フライト料金がかなり違ってくる場合もあります。フライトの発着時刻と併せて、チェックする価値は大いにあります!
予算の問題でエアーを少しでも安くしたい場合、例えば、体力を温存したい行きは羽田発、帰国は成田着にしてみるとか(或いはその逆で、体力のある行きは成田、疲れているであろう帰りは羽田とか)、現地の発着を違う空港にすることで航空券の料金は違ってきます。これらも視野に入れてみると良いですね。
日本と現地の発着、往復とも同じ空港か(単純往復)
日本発着は同一空港で現地発着が違う/日本発着が違う空港&現地の発着は同一(オープンジョー)
使えるRoma2Rio
Rome2Rioは、ルート作成に役立つサイトのひとつ。A地点からB地点までの移動手段・金額・時間など、あらゆる情報を一度にチェックすることが可能な有能サイト。世界中のあらゆる町、観光名所、ホテル名や住所で検索可能なところも◎。
電車、バス、レンタカー、飛行機など、可能な交通手段による複数のルートが表示されます。また、現地のタクシーやUberの相場も表示されるので参考になりますよ。
複数の比較サイトをチェック
Skyscanner、Expedia、など大手比較サイトはもれなくチェックしてみましょう。航空会社別の料金はもちろん、それぞれ羽田発と成田発の差額も併せてチェックしておくと◎。可能な限り、選択肢をリストアップしておくと良いです。
比較サイトよりも、航空会社の公式ウェブサイトの方が安く出ている場合もあるので(特別キャンペーンを打っていたりする)必ずそちらもチェックすること。
同じ値段であれば公式サイトで予約すべき!マイル積算ありなしも踏まえると、多少の差額があっても公式サイトの方がお得な場合も多いです(有事の際の扱いとか)。
希望日だけでなく前後日の料金もチェック
出発日が変動可能の場合で、希望日の前後でお得な料金設定の日があれば、そのフライトありきで旅程全体を変更するのもあり。
また、日本と現地出発を日~木にすることで、フライト料金を低く押さえられる上、空港だけでなく空港への交通も混んでおらず◎。
直行便にこだわり過ぎない
乗継ぎによる時間と労力を考えると、直行便がある場所なら直行便で行くのがベストなお年頃です。が、直行便および最短ルートの料金が、他のルートと比べてかなり高い場合、乗継便を選ぶのもひとつの選択。また、乗継地(乗継空港)を変えるだけで、かなり安くなる場合も少なくないです。乗継地による料金差額もチェックした上で、最適ルートを決定すると◎。
忘れちゃいけないポイント
自宅又はホテルから空港へのアクセス、移動時間と移動料金も考慮することを忘れてはいけません。本当に安くつきますか?
例えば、ある航空会社が某都市へ羽田発と成田発の2便を飛ばしている場合、大抵は成田発の航空券の方が安いです。しかしながら、若いうちなら大丈夫だったことが、50半ばを過ぎると大きなダメージになるじゃないですか。
成田発の場合、都心からでは重いスーツケースをゴロゴロし、1時間以上電車移動する必要があります。車でも1時間以上掛かります。ずっと座っているから大丈夫と思っても、移動って、それだけで体力を消費するモノ。そのことに掛る労力と移動時間は、羽田発との差額を節約するに相応しいモノですか?
おとな女子旅は、こういうところでお金を使って良いのでは?旅のプランニングに於いては、あらゆる面で自分に取って一番ベストは何かを考えることが大事です。
大手旅行会社はやっぱり安い!
旅行会社によって航空運賃に開きがあるのは、仕入れをどのようにしているかに寄ります。余った分を航空会社に戻すという契約もあるし、或いは、旅行会社が買い取るというスタイルもあります。それにより、仕入れ値が違ってきます。
あとは、旅行会社が航空券を販売する際の儲けをどのくらいに設定しているか、ということ。全て、とは言いませんが、基本的に大手旅行会社はやはり取引数/仕入れる数が多い分、航空会社からの仕入れ値がそもそも安いんですって!
いろいろなサイトで料金をチェックしてみると判りますが、やはり大手旅行会社で大型ツアーをバンバン自社催行しているところで、一番安い航空券が見つかる率が高いです。
中小規模の旅行会社だと、航空会社と直接取引できないところもあります。そういう場合は、直接取引のできる他の旅行会社や、取りまとめをしている会社(そういうビジネスをしている会社があるのです)を通じて仕入れなくてはいけないので、当然、お客さんに販売する航空券の値段は高くなる訳です。
マイレージ獲得を考慮しないなら格安サイトで十分
旅に於いて一番費用がかさむ航空券、一番お得なところで購入したいと思いますよね。比較サイト/格安サイトで取り扱われている航空券のほとんどはマイレージ加算がされないタイプなので、その点だけ気を付けましょう。
ただ、マイレージなんて気にしないから!と格安サイトで購入する場合でも、何かあった際の連絡先窓口や保証がきちんとある会社で扱われていることは要確認です!安いからというだけで、良く解らないような旅行会社で買うことは、リスクもゼロではないということ。
また、格安サイトで扱っている航空券だけじゃなく、大手旅行会社で販売している格安航空券にもマイレージがつかないタイプのものが多いです。どうしてもマイレージを貯めたい!という人は、その点もチェックですね。