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教師だって悩んでいる〜若手教師と生徒〜

今回は同僚教師に対して感じていることを書いていこうと思います。
『同僚教師』の中でも若い教師に対して最近思うことがあります。

若い教師というのは”若い”というだけで生徒から人気が出ます。
みなさんも自分の高校時代に若い先生に対して、年配の先生よりも親しみやすく感じたり、何でも相談できたりする感覚はありませんでしたか?中には本当に先生のことを好きになってしまった人もいるかもしれません。

それは思春期を過ごす高校生であるならば当然のことですし、親しみを持てる教師の存在というのはその後の成長に大きな糧となったことでしょう。

しかし、教師側は同じ感覚ではいけないと思うのです。自分に懐いてくれる生徒は可愛いですし、自分に好意を持ってくれる生徒がいれば悪い気はしません。その気持ちはすごく分かりますが、教師は生徒一人ひとりに平等に接するべきですし、特定の生徒と仲良くなってしまうことは成績処理の際にも影響が出る可能性だってあります。さらには、生徒から向けられた好意に対して自分がモテていると勘違いしてしまい、間違いを犯してしまう教師だって出てきてしまいます。若い教師は、そのような危険を孕んでいることをしっかりと理解しておかなくてはなりません。

そこを理解できていない教師がいるために、ニュースでもたまに生徒と行為に及んでしまったというのが流れたり、そこまでは行かなくとも生徒とプライベートでドライブに連れて行ったりご飯に行ったりするようになってしまうのです。
現に今の職場でも自分に好意を向けてくれている女子生徒に対して、まんざらでもない顔をしながら長時間廊下で話をしている男性教師がいます。時には面談室などに入っていく様子も見られました。(その時は流石に注意しましたが…)
好意を向けられて嫌な人はいないと思いますが、教師という立場を利用し10代の子供の心を弄ぶようなマネをしてはいけませんよね。

だからと言って私自身、そのような生徒に対してどのような対応をすべきなのか答えが出ず、アドバイスすることもできずに悩んでいるのが現状です。私自身に好意を向けてきた生徒に関しては、そっけない対応をして私への興味を薄めていくことぐらいしかできませんでした
…正解ってなんでしょうね?

教師にとって”若い”というのはまだ指導力が拙いうちに存在する唯一のアドバンテージであると思います。
そのアドバンテージを私欲のためでなく、教育のために活用できる教師が増えるように私自身の能力も磨いていければと思っております。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
みなさんの周りにはどんな先生がいますか?ぜひ聞かせてください。

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