【8/12】あなたの小さな行動が世界を変える一歩かも?|若者の社会参加を促進する #国際青少年デー
8月12日は #国際青少年デー です。
#国際青少年デー は2000年8月12日に初めて実施されました。
若者(青少年)が社会のさまざまな分野に参加し、意見を反映させることができる未来 を目指して、国連で制定されたました。
現在は、若者たちに若者に関連する社会問題について知ってもらおうと、国連が毎年異なるテーマを決めて、その内容に沿ったイベントが世界各地で行われています。
今年のテーマは、
「Green Skills for Youth: Towards a Sustainable World 」
(若者のためのグリーンスキル:持続可能な世界へ向けて)で、
カーボン・オフセットや環境投資などの緑化をテーマとしているようです。
#国際青少年デー はなぜ制定された?
そもそも青少年とは?
国際青少年デー ですが、英語ではInternational Youth Day と呼ばれます。国連が定義するユース(Youth)とは、15歳から24歳までの人のことを指しています。日本語では、「青少年」や「若者」、「青年」などと訳されます。
青少年の人口は全世界で18億人以上にのぼると言われており、現在、世界人口に占める割合が現在史上最多です。
青少年に関わる問題として、教育の問題や就労に関する問題、医療を受けられない問題の他、経済活動への参加が不十分であることなどの問題が挙げられます。
#国際青少年デーの目的とは?
1995年に国連で採択された「青年に関する世界行動計画」という政策枠組みがあります。これは、若者の状況を改善する国内行動や国際支援の具体的なガイドラインで、この計画をどのように実施するかを考えるために、国際青少年デーは採択されました。
なにが行われるの?
では、実際に国際青少年デーではどのような取り組みが行われているのでしょうか。
日本における#国際青少年デー での活動
多くの国際機関やNPOが、国際デーに向けた教材を用意しており、これをもとに、ディスカッションを行っている中学校や高等学校があります。
自分の周りにどのような社会問題があり、その問題を解決するにはどのようすればよいかを話し合う授業などが行われています。
また、大学などでは、国際青少年デー にちなんだシンポジウムが行われることもあります。国連大学では2022年、国際青少年デー に生物多様性に関連するシンポジウムが行われました。
学校現場に留まらない、若者の活躍できる場所
学校で行われるものと思われがちですが、学校以外にも若者が活躍できる場所が多くあります。
グローバルな課題は環境問題以外にも
日本ではSDGsと言うと環境についての話題が多いですが、課題は環境問題だけではありません。貧困の問題、差別の問題、戦争の問題など、社会課題は数多く存在しています。どの課題においても若者が当事者となる問題であり、課題の解決にも若者の力が必要不可欠です。若い世代から、課題についての理解や、解決に向けた取り組みを積極的に行っていくことが求められます。
若者の声を世界に届ける「JAPAN YOUTHPLATFORM FOR SUSTAINABILITY」
若者の意見を提言書などの形に集約し、政府や国際的な枠組みに対して若者の意見を反映させる活動をおこなっています。環境問題では、環境省との意見交換などで若者の声を届けています。
フィリピンの貧困問題と戦う高校生が立ち上げたNPO法人「ACTION」
フィリピンのストリートチルドレンに職業訓練を行う活動などを行っている団体です。代表は高校生の時に訪れたフィリピンの孤児院での経験から、NPOを設立。現在では世界規模の団体に発展させています。
まとめ
世界には、教育の問題や貧困などで困難な状況にある若者が多くいます。しかし、若者にはその問題を解決する力もあるはずです。問題解決に自ら関わっていってほしい、若者たちの声を反映させたい、国際青少年デー はそんな思いから生まれました。
普段は意識していない問題も多いかもしれません。
まずは、国際的な課題について知ること 。そしてその問題をどのように解決をすれば良いか、自分に何かできることはあるのかを考えてみること。そのふたつから初めてみてはいかがでしょうか?
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