朝露の なかで 漂っている
みぎにいたり ひだりへいったり まっぐ いってみようか おいしいものの 一皿を
こころ ざわ ザワと 満開の日には むなさわぎ 儚い妖気のせい ささやかれたら スキップして さそわれて ひきよせられて さくらのもとへ えがおも行き交う さくらの 妖気の 木のもとで Lovery SAKuRa \
カーテンを開けるごとに 緑がこくなってきて 一日の 愉しみが ふえる 雑草もいまなら みどりの一員 さて のびをして どんな日に
めくるめく 月日が 過ぎ去る めくるめく 早すぎるでしょう とほうに くれそう 4月がはじまる
もぅちょっと なの 棚の物がとれない 背 一杯 伸びしても 指先を武器にしても 届かない もぅちょっとが 伸びなくなってる もどかしい ねこの 柔軟な身のこなし うらやましい
もうちょっと もう少し と ヌクヌクの お布団の中のしあわせ感 なのに ネコと いう名の 猫がやってくる 🐈⬛ まくらもとで 「ゴハン♪ゴハン ゴハン ゴハン」
お布団の中のヌクヌクさ なんとも 丁度 イイです 💤
畑に 霜が おりて 冷たくて 美しい 景色を魅せていた 歩くと ザクザクッと ジャギ ジャギと 霜ばしらの音がする 朝いちの 心地よさを
アスファルトに うっすら 粉雪の朝 まっさらで うつくしくて 廻り道を行く
外に吊るしてる こけ玉に ゆきが ふんわりと ねこだって 気になる
車のうえに積もった雪を ブラシでおろしていたら ブラシの毛に雪がからんで お団子できた 雪の晴れ間の青空に 黄色のブラシに 白だんご たのしい 一瞬間
山辺から 水辺に 一走り 思いきり 深呼吸して 体操して さ。
白い雪に 赤い実 そして 緑の艸 そして 透明のしずく
原色のテント地のカラフルさは 冬の市の愉しみ 風よけに張られた幕は 年期がはいいっていて 野暮ったいぼくて だいスキ
今は ひっそり 雪のなか 春の日には 芽をさます
