相手を変える習慣力

仕事上のマネジメントで、どうやって部下を動かして成果を出していくのか、考える上司は多い。そして、成果を出すために、部下を変えてしまおうと思う上司は多い。しかし、部下を変えようとすればするほど、反発心は大きくなり、より関係性はこじれていってしまい、状況は悪くなってしまうケースは多い。そのような悩んでいる上司、パートナーとの関係について、どのように考えればいいのか、そしてそれをどのように実践すればいいのか、どう習慣化していけばいいか、まとめている。

マネジメントをするうえで大事なことは、相手を変えないことではあるが、それ以上に優秀な人の勘違いとして、自分が優秀でなければいけない、そうでなければ指導が出来ない、と考えている人が多い。それは大きな勘違いであり、大切なことは、相手を承認することが大事だと書かれている。相手を承認すること、それは、相手がどんな状態であろうと、相手の可能性を信じてあげること、相手は出来るんだと考えて言動を発することなのである。

そこから大事になるのは、やはり自分を変えるということ。自分の習慣が変わる→相手の潜在意識に影響→そして相手が変わる、という順番を忘れてはいけないのである。今までと違った形ではあるが、相手の良いところを見つけて、相手を承認する、もちろん、時にはしっかりと叱る。その積み重ねが、大事なのである。

だからこそ、相手の承認の前に、自分に対しての承認がカギを握る。自分に対してどれだけ自信をもっているか、それは、自分に対しての承認の数で決まってくるからである。自分に対しての承認力を高め、相手に対しての承認力が高まれば、自ずと相手は変わってくるのである。

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