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夢の話

大きなテーマパークのような施設に来ていた。妻と一緒に来ているのだが、一人で行動している。
どこかの家族連れがショップで揉めている。父親は、高額な入場料を払ってるのに、パーク内で更にお金を取られるなんて思わなかったので、払う気になれないと言っているようだ。

気持ちは分かるが、パークの人は困るだろうな、と思いつつ食事に行くことにする。

レストランに入って注文を済ませて待っていると、先程の家族の父親が娘と一緒に入ってきて、いつの間にか私の隣の席に座った。親娘で注文したデザートは私が注文したものと同じだった。

私が食べようとすると、その親娘はすでに食べ終えて満足そうだった。しかし、支払いの段になると、入場料をすでに払っているので、今食べた食事についてお金を支払う気がしないと、店員に説明を始めていた。料理長らしき貫禄のある人物が出てきても、その父親は悪びれる風でもなく、自分の当然の権利を主張しているかのように、自分の状況を説明していた。

揉め事になりそうだなと思いながら見守っていると、貫禄のある料理長はその父親の言い分に理解をしめし、支払いをしたくないという父親の主張を受け入れることは可能だと言っている。ただし、無料にすることはできないので、あなたが支払いたい分だけ支払ってくれ、というようなことを言った。

その後、その父親がいくら支払ったのかを見届けることなく、私は自分の寝室のカーテンの隙間から差し込む陽差しに目を覚ましていた。

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