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【感想】京大芸人を読んだ話

暇なので図書館で適当に本でも借りてきた。
今回は「京大芸人」 著:菅 広文(ロザン)について感想を述べる。


あらすじ

簡単にあらすじを紹介する。(怒られたら消すし、違法であればコメントで教えてほしい)
本書は同じ高校のバスケ部で菅さんと宇治原さんが出会ってから吉本に入るまでのお話である。
初めの3分の2くらいは高校での出会いから宇治原さんが京大に受かるまでの話で、後半は二人が大学に入り(菅さんは一年浪人)吉本興業に入るまでの話が書かれている。

感想

まず思ったのは「宇治原さんすげーー」だ。
頭がいいのはもちろん皆さんご存じの通りだが、1年で京大に合格するために建てた戦略と決めたことを徹底して実行できる意思の強さを感じた。
受験の日程から逆算し、模試の判定も本人の予定通りによくなっていくという正に「高性能勉強ロボであった。」
そして宇治原さんが高校時代の宇治原さんがイキッっていた話を大人になるまで覚えておいて書籍にしている菅さんもさすがだ。
さらには当時芸人になると決めてもどうやったら芸人になれるのかもわからない状態からスタートし1年間、回数にして50回以上チャレンジした話が後半に書かれているが、二人とも苦しい努力という風には感じておらず試行錯誤を楽しんでいたのが印象的だった。

芸人さんが書いているだけあって単体のエピソードも面白いし、高校生時代の宇治原さんを通して、自分にとって無理のない戦略を立てる事の重要さと決めたことを信じてやり抜くことの大切さを学ぶことができた。

わりとどこの図書館にでもあるし文庫本も600円足らずで読めるので興味をある方はぜひ。



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