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頑張る、って、全然具体的じゃない。

相田みつをの言葉。
”アノネ、がんばんなくてもいいからさ、具体的に動くことだね”

「頑張ります」とか、「頑張れ」って、死ぬほど使われる言葉だけど、これだけ具体的じゃなくて、無責任な言葉もない。
「頑張ります」って言う時は、もう大体、結構頑張ってる。
「頑張れ」って言われる人って、もう大体、結構頑張ってる。
それぞれ、その先に行かなくちゃいけないのに、具体的なアドバイスとか決意なしに、心持ちだけの発信。
頑張る、頑張れ、って言うけど、じゃあ具体的に、何をしたらいいの?そう考えると、一瞬、言葉に詰まるはず。
でも、その詰まる時間が、相手に対する思いやりの時間であり、自分に対する行動指針を示す時間。
この言葉に出会ってから、「明日頑張ろう」とか言えなくなった。
「明日、〇〇と〇〇だけはやろう」とか、自分に対しても具体的な指示になる。
そして、それらを超えられた時に、達成感を得られたり、人から褒められたら承認欲求が満たされる。
ホントに病んでるときは、〇〇だけはやろう!って決めて、〇〇ができたら、「〇〇できたね!」って、また、自分に対してメモる。
辛いときは、それぐらい具体化して、超えられたら、超えられたことを自分で認識・承認することが必要。
前にTVで見たドキュメンタリーで、高額の飲食店バイトの実態みたいのがあって、その店長が、フロアの男の子に「〇〇、笑顔がない。笑え」と忙しい最中に言ってて、男の子が「はい、頑張ります」って言ったのに対して、「頑張るとかいらない。笑え」って改めて店長が指示し直した場面、印象深かったな。

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