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BTS:曲語り「嗚呼、このグループからは逃れられないと悟った曲」


ARMYの皆さんはそれぞれにこの曲でハマった!という曲があると思います。

それってどの曲でしょうか。

私の場合はDynamiteで興味を持って、Fake Loveであら?良いよね??、ONであらあら?これはすごく良いよね???、Black Swanでこれはものすごく良いよね????…という感じで、どんどん好きになっていきました。

好きになるのって少し怖かったりしますよね。後戻りできない怖さ、というか。

BTSを好きになる過程では当然そのような怖さもあって、これ以上は好きにならないぞ!と心のどこかでブレーキをかけていたところがあったんです。

そんな中、あぁこんな曲を作られたら、もうあかん、このグループからは逃れることができないな、とジタバタするのを諦めた曲があります。

その曲がこちらです↓

「Airplane pt.2」です✈️


ラテン調の雰囲気漂う曲に、ふと思い出すのは同時期のラテン音楽ブーム。

私もブームに乗っかり、よく聴いておりました。

ちょうど育休中でもあったので、昼夜問わず、母に似てなかなか寝ない息子の寝かしつけに聴いてきたりもしました。(ラテン調聞かせてたからテンションあがって寝なかった説)

特に人気があって、私が聴いてたのはこの2曲↓

※HavanaはMVがドラマ仕立てになっており、曲は2:30くらいから始まります。


DspacitoはJustin Bieberもfeat.していたりします↓

そして、Havanaは↓のV LIVEで長男・次男・五男が踊ってます😆

※Havanaは10:40くらいからですが、3人とも可愛いのでぜひ全編どうぞ🎶

というわけで、時期的にラテンの流行やニーズにも合わせた曲だったのかな、と思ったりもします。

しかし、流行りに乗っかるだけでは到底たどり着けない世界観をそこに発見してしまったのです😳✨


まずは、各オフィシャルチャンネルでアップされているライブ映像などをいくつかピックアップして載せておきます(自分のために😅)

サイパンでのサマーパッケージバージョン↓

オープニングに特別演出を加えた鼻血もののMAMAのステージ↓

エレンの部屋↓

M COUNTDOWN↓

MUSIC BANK↓

それぞれ、衣装や演出が違ったりするのでついつい同曲のハシゴをしてしまったりします😅


そしてっ✨✨✨

Japanese Ver.のMVが最強に素敵だと思うのですっ✨


MVのシーンとともに歌詞をたどりながら観ていきたいと思います😊✨


まず曲のイントロから鳥肌✨

MVは扉を開いた時のドキドキ感。
物語の始まり。

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色彩からして好きな世界観です。

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後光がさすVさん✨✨✨

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カウンターにこのおふたりがいるお店があったらボトルキープして通いますよね✨✨✨

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歌い出しはJUNGKOOKさんのパートでこんな歌詞で始まります↓

小さな子で ずっと歌っていた
どこでもいい 音楽がしたくて
歌い 音で 心動かした thing
迷わずに 来てみたけど

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この歌詞で思い浮かぶのはこのオーディション動画です↓

可愛いですね💕

いくつものオーディションを受けて、たくさんの事務所からオファーがあったけれど、RMさんの存在で現事務所を選んだというのは有名なお話。



気がつけば、好きな歌手が出るテレビの音楽に夢中になり、憧れて、同じようにステージに立ちたくて、ベッドの上でペンケースをマイクに見立てて真似して歌ったり、明けても暮れてもいろんな音楽を聴いたり。

どこでもいい。音楽がしたい。ステージに立ちたい。

キラキラと輝く星空を眺めながら、いつかは僕もあんな風に輝きたい、と夢に思いを馳せていたのかもしれません。

それぞれのメンバーが、それぞれの夢を抱いて、心を躍らせて、集まってきたイメージが浮かびつつ、次のJIMINさんとVさんのパートへ続きます。

簡単じゃない
失敗ばかり
疲れ切った日 聞こえた言葉は

You're a singing star
You're a singing star
But I see no star..

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「スター」と呼ばれるような歌手になるのは決して簡単なことではありません。

音楽事務所に入ったけれど、決して大きな事務所ではなく、お金のやりくりをしながら、お互いに支え合いながら、時に練習室に泊まり込んだり、明け方まで練習したり、怒られたり、怪我したり、悔しくて、悲しくて、寂しくて、苦しくて…。

目指す「スター」が輝く空はあまりにも遠く、失敗ばかりでうまくいかなくて、疲れ切った宿舎への帰り道、頭上には星空が輝いていても、見上げる余裕はなかったかもしれません。

それでも諦めず、挫けず、ずっとずっと続けてきた。

そして、時は経ち…

(We still) Sky high, sky fly, sky dope
(We still) Same try, same scar, same work
(We still) 世界中で稼働
(We still) ホテル内も作業

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ただ必死で夢に向かって努力を続けてきたら、気づけば目指した空の上。

より高みを目指して、試行錯誤して、失敗して、傷ついて、また作業して…ホテルでも休まず作業して…の繰り返しの日々。

世界中を旅してパフォーマンスができるようになった。
夢も叶った。

ただひたすらに飛び続ける日々。

(I still) 時によくなって たまにダメになって
(I still) 今日は誰になってる? キム・ナムジュン or RM?
25だし 生き方なんて上手くない
だからひたすらにただ go

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良い時もあれば、その逆もあるのは当然だけれど、あまりに日々が目まぐるしくて、時々わからなくなる。

ここはどこだ?
なんでここにいるんだ?
自分は誰だ?

今は素の自分?それともペルソナ?

問いかける暇もなく、問いかけたところで答えを持ち合わせているほど成熟してはいないから、とにかく進むだけ。

自分たちが信じて、走り続けてきた道を進むだけ。

飛んで NY や Cali
London に Paris
俺らが行けばどこだって party
El Mariachi
El Mariachi
El Mariachi

飛んで Tokyo や Italy
Hong Kong に Brazil
世界中どこにでも歌いに行く
El Mariachi
El Mariachi
El Mariachi
El Mariachi..

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呼ばれたらどのテーブルへも行くマリアッチのように、世界中のどこへでも、必要とされれば歌いに行く。

最高のパフォーマンスをして、最高の歌を歌い、その時だけの最高のパーティを届けに今日も飛んで行く。

雲の上 check it 雲の上 check it
雲の上で feel 雲の上 check it
雲との chemi 雲とずっと接し
雲乗り playin' 雲の中 fade in
you don't know it, maybe
何年もこの状況で
マイレージも上昇して
今君らへ気持ちを還元する
このポイント使い贈呈
Love airplane mode 周りは off
指図はいらないもう
このままファースト キープし
この席から眺める夜空を

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ずっと移動で地上よりも空の上にいることが長い日々がある。

何年間もその状況だから慣れた。

かつて見上げてた空に溶け込み、飛行機から眺める夜空。

僕たちが「かつて見上げた空」はここだっただろうか。

I don't know, I don't know, I don't know, I don't know
止める方法も
I don't know, I don't know, I don't know, I don't know
休む方法も
I don't know, I don't know, I don't know, I don't know
間違う方法も
I don't know, I don't know, I don't know, I don't know

テレビでやる可愛らしい
自慢はもう fed up
旅券は疲労で限界
メディアからの恩恵は
そっちの方で bomb ハハハハ
ya ya セレブ遊びならやって

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ひたすら走り続けてきたけれど、ただ止める方法も休む方法も間違った道を進む方法も知らなかっただけかもしれない。

擦り切れてボロボロのパスポート。

愚直なまでに自分たちの方法を貫くしかできない。
他の誰かは関係ない。

それが僕らの現実で、マスコミが何と言おうが、セレブたちがどんな遊びをしようが関係ない。

つまりは、

俺たちは何も変わってない

何も変わらない。

飛んで Mexico City
London に Paris
俺らが行けばどこだって party
El Mariachi
El Mariachi
El Mariachi

飛んで Tokyo や Italy
Hong Kong に Brazil
世界中どこにでも歌いに行く
El Mariachi
El Mariachi
El Mariachi
El Mariachi..

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晴れても雨でも、笑っても泣いても、僕らは歌い続け、踊り続ける。

今日も明日も世界中を飛び回り、パーティを続ける。


いつか旅を終えて、再び同じ場所へ戻る。

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そして、僕らの行く道の先に、また新たな旅が始まる。





ということで、一つのドキュメンタリー映画のようだなと思いませんか???


「僕たちは何も変わってない」のSUGAさんの一言がBTSそのものを表している気がするんです。

「変わっていない」とは、いつから変わってないんでしょう。

デビュー当時?研修生時代?

それぞれが出会う前の頃でしょうか。

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もしかしたら、憧れの歌手を見ながら、目を輝かせていた幼い頃からかもしれません。


以前、JUNGKOOKさんがVLIVEで仰ってた言葉。

「僕たち歌手にとって重要なことは何でしょうか。

歌が上手で、ダンスが上手で、良いアルバムを出して、皆さんと疎通する、それだけでいいんだよ」

詳しくはこちらの記事に書いています↓

「変わっていない」とは、このような当たり前の基準にもあるんだろうなと感じます。


そして、やっぱり思い出してしまうこの時の映像↓

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メンバー全員がいないのが残念なんですが、なんか、すごく好きなんです、この動画🥰

これまでにも何度か取り上げたんですけど、グラミーのノミネートを待つスターに見えない、というか😅

お父さんと3人の子どもにも見えたりしますが…😅

広いお家で距離近いし、なんかおにぎり奪い合ってるし、ソファの背もたれが道になってるし、カップ麺だし、とにかくこういうところも変わっていないし、変わらないんだろな、と思えます😊


というわけで、長くなりましたが、素晴らしいトラックに、等身大の彼らを描き、歌に出てくる登場人物さながらに素晴らしいパフォーマンスをして、苦しかったり悩んだ過去や現状もラテンの音楽に乗せてどこか楽しげに歌にしてしまうって、もう、これは認めざる得ないところでした。

「好き」は止められない、と。


皆さんはどんなBTSの曲で好きにならないことを諦めましたか😆???

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