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つまみ細工の得意分野
久しぶりの投稿です。
今日は「つまみ細工」という技法の「得意分野」について
柔らかい表現が得意
素材が布ですから。やはり、布の柔らかさが生きる形。
つまみ細工は、最初は真四角の布です
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最初はこの四角い布です
大きさは様々ですが、とにかく
真四角、正方形!
それが、丸い花びらや…
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/98726133/picture_pc_5223749b8b5dc43e36d99fa3b5df4c82.png?width=800)
花びらの先端が尖った「剣つまみ」という菊などに使う花びらに…
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/98726351/picture_pc_a4b81005982ecffe6969e30dc1798541.png?width=800)
必然的に「お花」が中心に
なりますよね。
かんざしといえば、たくさんのお花が集まった可愛く華やかなものですし。
元々、年若いお嬢さんが日本髪につけるために発展したもので、可愛く、可愛く作られてきて、現在でもつまみ細工といえばお花、可愛いものです。
逆に、できない表現もある
柔らかいものと真逆
「四角い」「固い」などの表現は不得手な技術です。
できなくはない。
四角い土台を埋め尽くすように花びらを葺けば、四角いものにはなります。
でも、そのどこかに
柔らかさ
可愛さ
などがあります。
かと言って、かっこいいものができないかというと…
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/98726778/picture_pc_12df84a8828a87ad06ef73732be8c27b.png?width=800)
こんな感じのものは作れる。
鶴は凛々しく、男性への贈り物、男の子の七五三祝いなどに使われます。
金属のような見た目はできませんが、素材や技法にはそれぞれ得手不得手があります。
そのいいところを見つけて、伸ばして、新しい表現が作れたら、もっともっと、つまみ細工を作ることが楽しくなると思っています。
金属作品への憧れがどこかにある
着物を着ることがたまにあり、そういう時にはどうしても帯留など、「金属」の固さがカッコいいなあと思ってしまうので、つまみ細工に、その表現はできないけど…と考えた頭の中、でした(^^)
柔らかい表現のつまみ細工、楽しいですよ。
盆栽町つまみ細工教室
工藤美保
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