見出し画像

100ある自閉症育児失敗事例【ザリガニ釣り事件】

今回の失敗は油断が原因です。

油断大敵という言葉がありますが、
まさに油断大敵にピッタリの事例です。

あなたはこんな油断はしないと思いますが
油断するとこういうことになると思って
読んでいただければと思います。


この時期の出来事で
息子とザリガニ釣りに行った時の話です。

僕も息子と同じ頃に父とザリガニ釣りに行った
思い出があるので、

『なんかここういうの』ってうれしく思い
テンションが高くなりました。

前日から息子も楽しみで釣り竿を持って
ザリガニ釣りの予行練習をしていました。

息子は息子でテンションが高くなっていました。

2人でテンションが高い時は 
あまりいいことがないのですが、
自分ではなかなか気づけないものなんですよね。

妻「パパ、大丈夫。はしゃぎすぎだよ。」

僕「大丈夫、大丈夫。」

妻は長男のサッカーの試合があるので、 
そちらのお手伝いがありました。

僕「長男の応援頼むぞー。」

妻「大丈夫かねえ・・・。」

心配する妻をよそめに、
息子とはしゃいでいました。

まあ、予感は的中するんですけどね。
女性のカンはするどいです・・・。


当日は天気も良く、 
最高のコンディションでした。

車で20分くらいかけて行き、
車を駐車場に停めて
釣り竿をもって、スルメをもって、 
ザリガニがいる川に到着しました。

川と言っても、幅も狭く浅い川で
それが僕の油断を生んだのかもしれません。

川を背にしながら釣り竿にスルメをセットし、

息子に
「あんまり近寄ると落ちるぞー。」
と言った瞬間

ドボーーーーーン


川に落ちました・・・・・・・・・・・。

浅い川ですが、
息子の胸くらいまでは水深はありました。

川に落ちた息子は手をバシャバシャやりながら

大笑い。


完璧に僕の責任なんですが、   

こっちはイライラモード。


「何やってんのー。」
言ってもしょうがないことを言って、

慌てて息子を川から引きずり出しました。

ザリガニを釣る前に
息子を釣ることになってしまいました(涙)。

息子は川から出た後も大笑い。

「川に入っちゃったね。びちょびちょだねえ。」
こんなしっかり話すことはできなかったですが
大笑いしながら言っているの見ると
こっちもなんか笑えてきました。

そのままではザリガニ釣りはできないので
家に引き返すことになりました。

サッカーに例えるなら
開始すぐにレッドカードで退場です。

車に乗っても息子の笑いは止まらず、
「入っちゃったねー。びちょびちょだねえー。」
を家に着くまでずっーーーと言っていました。

異臭を放ちながら、笑う息子がなんだか可愛く見えました。

結局その日の夜に僕は妻からおしかりを受けました。

おしまい


やっぱり油断はよくないですよね。

自閉っ子は油断すると
とんでもないことしますもんね。 

目を離さない、
危ないなら手をつなぐ

この辺りを意識していかないとですね。

この事例でも自分にとっていいこともあるんですよ。

それは


思い出すと笑える
んです。


息子が川に落ちて大笑いしながら
バシャバシャしているところなんて
あの時はイラっときましたが、
思い出すと笑えるんですよ。

『こういうの』ってなんか幸せを感じます。

その時は辛いことでも、
思い出すと笑えることってありますよね。

これから先も大変なことあると思いますが、
振り返ったら笑えることになるはずと思って 
やっています。

これは何にでも通用することですよね。

これも息子から教わった大事なことです。

そして妻からはテンション高いときは気をつけろと教わりました(笑)

では、また!

*********************

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

ぜひスキ・コメント・フォローをして
いただけたら、今後の活力になります!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?