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自閉症育児のちょっといい話【素敵な親子に出会えた編】

自閉症児を育てても
いいこといっぱいあるんですよね。

文化際で踊っている姿、
運動会で走っている姿に感動すること。

ひらがなが少しずつ書けたり、
ゲームでクリアできない
ステージがクリアできたり、
できないことができることで成長を感じること。

先生に褒められたり
放デイの職員さんに褒められたりして
うれしくなったりすること。

たくさんあるんですよね。

こういうことは心の栄養になりますよね。


そして今回は、素敵な親子に出会えたことを記事にしてみました。

良かったら読んでみてください。

以前アップしたザリガニ釣りの話の続きになります。

その記事はこちら👇


息子とザリガニ釣りに行った時に、
到着してすぐ川に落ちたんです(涙)。

とりあえず家まで帰り、
シャワーを浴びて、
着替えました。

ザリガニ釣りはもういいかなと思い、
家でプラレールをやることを提案しましたが、
息子は断固拒否。

行く気マンマン。

仕方がないので、再び行くことにしました。

車の中で、
「また、落ちちゃうぞー。」とか言うので、
大人気ないですが、
「やめろよー。」とちょっとイライラモード。

自閉っ子といると
かわいく思えたり、
もう何だよと思えたり
心の針が行ったり来たりします。

長男は定型育ちなんですが、
長男もそうでしたから

子育てってそんなもんなんですよね。

きっと。


そんなこんなで、
再びザリガニ釣り場の公園に到着し、
スルメを釣り竿につけて
今度はしっかり手をつなぎ川に向かいました。

僕達の横でお母さんと子供二人の親子がいて、
3人で楽しそうにザリガニ釣りをやっているので
素敵な親子だなあって思いました。

息子もザリガニ釣りをスタートしました。

何匹か釣って、大はしゃぎでしたが、
以外と飽きるのも早い・・・。

興味は隣の親子の大きなザリガニがたくさん入ったプラスチックケースになっていました。

迷惑かけてはいけないと思いましが、
どうしても見たいようで僕の手を引っ張て
隣の親子のところに行こうとしました。

こういう時のパワーってすごいですよね。

見るだけならと思い、そこまで行きました。

「見るだけだよ。」って言っても無理。

ケースに手を突っ込んでザリガニをとろうとしました。

隣のお母さん「欲しい。」
息子「うん。」
隣のお母さん「いいよ。これ大きいでしょ。あげるよ。」

その時に笑顔で対応してくれて、
お子さん達も息子にザリガニを
たくさんみせてくれました。

いきなりカゴをのぞき込んで、
ザリガニをとろうとすると
やっぱりビックリするし、 
怖い感じになると思うんですよね。

手を叩いたり、「ウー」とか言いながらでも
笑顔で対応してくるし、お子さん達も普通なんですよね。

そういう教育を受けているのかもしれないけど、
実践でき、何より笑顔で楽しそうに接してくれる親子に感動してしまいました。

公園の砂場で勝手に他人のおもちゃを使って、
嫌な顔されたりした経験があるので、

こんなに普通に接してくれることが 
本当にうれしっかたです。

迷惑をかけてはいけないが強すぎると
こういういい出会いに巡り合えないので、
ある程度は見守る余裕が必要ですよね。

この経験が心のキャパシティーを広げてくれました。

人は人によって磨かれるといいいますが、
この親子のおかげです。

たくさんザリガニをいただき、
息子もご機嫌でした。

もしかしたら、この親子に出会うために
息子は川に落ちたのかもしれない・・・。

なんてことはないですね(笑)。

おしまい。

では、また!

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最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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