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100ある自閉症育児失敗事例の1つを紹介【ムツゴロウさん事件】

自閉症児失敗の事例を紹介させていただきます。


テーマは愛です(笑)。


愛を勘違いしてしまい
痛いしっぺ返しをもらった話です。


良かったら読んでみてください。


息子が3歳くらいの時に癇癪が頻繁に
起きるようになってきました。

癇癪は大変。
パワーもいるし
メンタルを保つことにも苦労していました。

仕事で車に乗っている時も
癇癪の対応に悩んでいると

なぜか・・・
ムツゴロウさんのことを思い出しました。

ムツゴロウさんは
どんな動物にも
愛情を持って接している人です。


「これだっ。」と僕は思い


癇癪が起こったら
ムツゴロウさんのように
対応しようと決意をしました。

「やっぱり愛だな」という結論に
自信が出た感じでした。


そして数日後


家の駐車場に到着すると、
泣き叫ぶ声が聞こえてきました。


癇癪・・・。


この時の僕は自信にあふれていました。
なぜならば
ムツゴロウさんから学んだ愛のパワーを
手に入れたからでした。

ついにムツゴロウさんから学んだ
愛のパワーを見せる時が来ました。

玄関を開けて部屋に入り
散らかった様子をみると
なかなかの癇癪でした。

「よし、任せろ。」

自信にあふれた僕は、
泣き叫ぶ息子に近づきハグをしました。

ムツゴロウさんのように
「よーし、よしよしよし」と言いながら
頭をなでなでしました。

息子も僕の後ろに手を回し
抱き着いてきました。

やっぱり、愛だなと思った瞬間

息子は


『ガブッ』と


僕の左肩を思いっきり噛みついてきました。


「痛~~~。」


僕はすぐに息子を突き放しました。

ムツゴロウさんがハグしている動物は
甘噛みなのに息子は食いちぎるくらい勢いで
噛んできました。

息子は、その後暴れまくり、
より大変な癇癪対応になりました。

おしまい・・・。


振り返ってみると

肩も痛かったけど、
自分の行動も痛いなあって思います。

愛の定義はそれぞれですけど、
何も近づくのが愛ではないということですね。

時には離れ、安全に見守るスタンスも
必要ということですね。

なんでも、近づいてくるやつは、
ウザイ人ですもんね。

この経験を通して、よくわかりました。

この日を境に
癇癪の時は離れ見守るスタンス
とるようにしました。

危なくなければ
少し暴れるとスッキリすることが多いみたいですね。

本当に息子からは、色々と学んでいます。

愛のことも学べました(笑)

決して、ムツゴロウさんの批判でないですからね。

やっぱり、ムツゴロウさんはすごいです。

ムツゴロウさんにはなれなかったけど、
違う形の愛でムツゴロウさんのように
息子に接していきます。

最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。

この事例から学ぶことがあるかは疑問ですが・・・

少しでもお役に立てればうれしいです。

では、また!

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最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

ぜひスキ・コメント・フォローをして
いただけたら、今後の活力になります!



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