見出し画像

自閉症育児ちょっといい話【頑張れ息子!応援編】

息子はゲームが大好きで、とても上手です。

何よりゲーム中は集中してくれるので、いろいろなことで助かります。

今回は息子がドンキーコングというゲーム中に起こった話になり、

キーワードは応援になります。

もしかしたらあなたの心の糧になるかもしれません。

良かったら読んでみてください。



妻は買い物で息子と二人で留守番していました。


そのころの息子はドンキーコングというゲームにはまっていました。


そんな技よくできるなと感心してしまうくらいのレベルです。


好きなゲームで集中しているので、
今のうちに自分のやりたいことをやってしまおうと2階に上がりました。


少しすると、下から叫び声が聞こえてきました。


驚いて下に降りてみると、息子が大号泣。


あるステージがクリアーできないことで、
癇癪が発動してしまいました。


自分がコントロールしていた、
ドンキーコングに向かって
「何やってんだよー。」
とブチ切れていました。


あまりにも悔しかったのか、
フローリングを叩きながらの大号泣でした。


ちょっと面白い光景だったので、
少し観察してしまいました。


なぜなら、自分でコントロールしているドンキーコングを真剣に怒っていたからです(笑)。


意地の悪い、父親がでてしまいした・・・。


終いにはテレビに映っていたドンキーコングを殴ろうとしたんで、慌てて止めにはいりました。


ボロボロと涙をこぼし悔しさを訴えていたので
僕も変なスイッチが入ってきて、


「よし、じゃあクリアするぞー。もう1回チャレンジだ。」


泣いている息子に無理やりコントローラーを持たせゲームを再開させました。


「よし、いいぞー、いけー。」
マジの応援。


でも、なかなかクリアはできません。


僕は「クリアするまであきらめるな。」
ほとんどスパルタでした。


あと少しでゴールまで来ましたが、クリアーにたどりつけません。


息子はまた泣いてしまいましたが、


「ここからだ。もう1回、行くぞ。」
スポ魂ドラマのようでした。


息子も何回も何回もチャレンジしました。


そして、ついにその時がきました。


リズムよく敵を倒し、
ついについにクリアー。


僕は「よしっ。やったぞー。」
息子以上に興奮してしまいました。


息子とハイタッチをし、喜びをわかちあいました。


息子も満面の笑みで応えてくれました。


この時の感情は最高でした。


息子も落ち着いたので、2階に戻ろうとしたら、


「パパ、次も応援して。」

[えっ・・・。」


「応援してくれると、クリアーできるから。」

「えっ・・・。」


「ほら、早く応援を頑張ってよー。」

「ハイ、応援します・・・・・・。」



息子に応援することを応援されてしまいました(涙)。


この日は結局やりたいことはできず、


息子のゲームの応援で終わりました・・・。


応援もほどほどがいいですね(笑)。


おしまい。


では、また!

*********************

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

ぜひスキ・コメント・フォローをして
いただけたら、今後の活力になります!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?