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100ある自閉症育児失敗事例の1つを紹介【アイス売り場事件】

CHUJIです。

僕は自閉症の息子との関わり合いで、たくさんの失敗をしてきました。
経験不足、知識不足、メンタルの弱さ、原因はいろいろあると思います。
その失敗から少しずつ学び、少しずつ子供と一緒に成長してきています。

今回は、100ある失敗の事例の一つを紹介させていただきます。

あなたのお役に立てるかわかりませんが、軽い感じで読んでいただけたら思います。


2×××年、初夏に息子と一緒に公園に遊びに行きました。

妻は、長男のサッカーのお手伝いで、僕と自閉症の息子と二人で出かけました。
休日で天気も良く、家族連れが多いこともあり、子供もたくさんいました。

遊具広場まで子供は、テンションが高くて嬉しそうに手を叩きながら歩いていたので、他のお子さんに迷惑かけないように気をつけようと思っていました。

途中にアイス売り場があり、
「帰りアイス買って食べようね。」と子供に言うと、
嬉しさマックスの大きな声で、「食べる~」と言って、手を叩きまくっていました。(うれしい時でてしまう常同行動です)
素直でかわいいなあ、なんて思いながら、遊具広場にむかいました。

まだこの時点では、修羅場なんて想像できませんでした。

2時間後、息子はスーパー癇癪を起しました・・・。


遊具広場につくと、縦横無尽に動き回る息子について回ってヘトヘトになりました。

滑り台に並んでいる時は、一緒に並んでいるお子さんに気さくに話かけたりしていました。
この後アイス食べることを話しているようでしたが、何言っているかは良くわからないので、お子さんは困り顔・・・。

2時間くらい遊び、こっちが疲労困憊なので、
「おーい帰るぞ」というと、
「やだ、まだ遊ぶ」
「じゃあ、パパひとりでアイス食べちゃおう」というと、
「だめ、僕も食べる」
と、ダッシュで僕のところに来ました。

疲労と暑いこともあり、アイスを買って早く帰りたい一心でした。

アイス売り場につくと、ソフトクリームを見て、嬉しさボルテージがマックスになり、手を叩きながら、雄たけびまであげていました。

ちょっと恥ずかしい気持ちがありましたが、よっぽどうれしい事なんだなあと思いながら、鞄から財布を取り出そうとしたら、財布がありません。

「あっ財布忘れちゃった。車に取りに行ってこよう」と、手を取って、歩き出そうとしたら、


ギャーーーーーーーーーーー


公園中にいる全ての人に届くかような、全てのパワーを使っての「ギャー」でした。

買ってくれないと思ったのか、すぐ食べれると思っていたのに食べれないことなのか、とにかくすごい癇癪でした。

たたく、つねる、雄たけび。

癇癪バリエーションの全てを出していたように思います。

僕のほうも、イライラマックス!
「車に帰ったら、財布あるから、アイス買えるよ」(怒り)

当たり前ですが、そんなことも理解してもらえず、無理に引っ張って車まで帰りました。

この光景見た人は、「えっ!何あの親子・・・」って思ったはずです。

もちろん、癇癪が収まるわけもなく、車の中でも大騒ぎ。
こっちも、イライラしながら、止めようとするから、余計に大騒ぎ。

このままアイス売り場まで行けないので、近くにあったサーティワンの自販で、アイスを買ってなだめました。

泣きながらアイスを食べ、少し落ち着いてきたので帰ることにしました。

アイスを食べれたので、息子は少し機嫌が直ってきました。
でも、僕の心はイライラがなかなか収まらない感じ。

もう、腹立つ~~~~~・・・。

おしまい。


この失敗は、財布を忘れたことが原因です。
完璧に僕のミスです(泣)

当たり前なのですが、もっと深く考えてみようと思います。

なぜなら、この記事で振り返ってみると、
「おいおい自分、ここダメだろう」という、心の声が聞こえてきたのと、あなたには同じ失敗をしてほしくないからです。

そこで、

・これは良くないぞ
・今の自分ならどうするか

この2点を次回の記事で解説してみます。

こういうことは、しっかり振り返ってみると学びになることが多々あるし、こんな事例からも楽しく過ごすコツみたいなことも発見できることもあります。

良かったら、次回も読んでいただけたらと思います。

では、また!

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最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです。

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