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持続可能なマカロン作りに必要なポケモンを考える


前提条件

・食材バッグは最大の600、鍋容量は20240219時点における拡張による最大容量かついいキャンプチケット使用時における86を想定(とはいえカツカツになりそうなのは目に見えているので最低限マカロンを作れればよしとする)。
・ポケモンについては某サイトでの計算に基づいてなるだけ省エネルギーで済むような個体を考えることとする。
 設定についてはいいキャンプチケット使用以外デフォルトの設定で行う。
・パーティの汎用性を高めるため、検証するポケモンのみが持ってくるものとする(例えばメガニウムはミツとカカオを持ってくる可能性があるがこれは無視する)。
・検討するポケモンは食材タイプのみとし、便宜上食材の1枠目をA、2枠目をB、3枠目をCとする。

事前準備

 マカロンに最低限必要なのは以下の4種類
・リラックスカカオ×25
・とくせんエッグ×25
・あまいミツ×17
・モーモーミルク×10
 この比率を維持しつつバッグ最大に食材を貯めると、
・リラックスカカオ×195
・とくせんエッグ×195
・あまいミツ×132
・モーモーミルク×78
 だいたいこのくらいになる。

日毎の消費から必要量を逆算する

 とりあえず日曜の夕食にマカロンを作れればいいので初項600で第21項が77くらいになる等差数列をだいたいの計算で弾き出すとだいたい公差は26になる。これを3倍すると78になり、これが1日あたり減らしていい食材の許容量になる。偶然にもマカロン1食分とほとんど同じになった。
 つまり、1日の食材収集でマカロン2食分
・リラックスカカオ×50
・とくせんエッグ×50
・あまいミツ×34
・モーモーミルク×20
 このくらい集められれば21食マカロンを実現し得るということになる。

 ……とは言ったものの、実際のところレシピレベル上げをしているだとかスコア更新を目指すだとか翌週きのみタイプのみの残虐非道なファイトを敢行するとかでない限りマスター3まで上げたらあとは貯蓄をするのが普通な気がする。
 とりあえず金曜の夜まで作れればいいかな〜という仮定のもと改めて計算を行うと、1日に減らしていい食材の許容量が112となり、だいたいマカロン1.5食分となる。
 この場合だと1日の食材収集でマカロン1.5食分
・リラックスカカオ×38
・とくせんエッグ×38
・あまいミツ×25
・モーモーミルク×15
 このくらい集まればいいこととなる。

 ↑と書いたものの「フルに貯蓄をしてチケットを焚いているのにマス3で止まるのは思想の一貫性がない」という指摘を受けたのでこれについてはまた別の検証を行うこととする。

 というわけで今回は21食マカロンを作るためのポケモンスペックについて考察する。

食材役に必要なスペック

リラックスカカオ

・カメックス(ABB)

 流石に1枠目と2枠目が別なのでレベルが低い段階での要求スペックが高くなる。基本的に食材を持ってくるスキルが3枠から4枠絡まないと維持は厳しいだろうと思われる。1枠目でミルクを持ってくるためよい個体だとミルク専用のポケモンを用意せずにすむ利点もある。
 ちなみにこれからのポケモンにも共通するのだが、流石にレベル60にもなると食材がそろってさえいれば下降補正でも引かない限り要求量分は持ってきてくれる。

・アブソル(AAA)

 カメックスとは違い1枠目からカカオを持っているので厳選基準は低くなる。またスキルがエナジーチャージSのため、スキル下降性格がさほどデメリットにならない点も差別化されるところか。
 とはいえ無進化ゲージの重さを考えると難易度はカメックスに分があると思われる。

とくせんタマゴ

・デリバード(AAA)

 もともと持ってくる個数が多いのもありレベル30でも十分な仕事をしてくれるらしい。必要なスキルが少なさは拡張性の高さを示しており、食材が合致していれば金スキルでの採用もありとなる。まあ持ってないんですけど…

・ユキノオー(ABB)

 タマゴがBにしかないためそれなりのスペックが求められる。とはいえ食材関係のサブスキルが早いところにあれば、いいデリバードが来るまでのつなぎにはなるだろう。トマトと卵の炒めた中華の奴実装まだですか?

あまいミツ

・フシギバナ(AAA)

 要求量が少なくなるのもあり、食材さえ揃っていればあとはどうにでもなる。最低限どこか2枠がミツなら60まで育成すれば十分役に立ちそうではある。

・カイロス(AAA)

 フシギバナ同様2枠ミツだと仕事をしそうだという感覚。向こうと違って2枠目の食材が噛み合わせのいいリンゴのため別のレシピを噛ませてお茶を濁す使い方も考えられる。

モーモーミルク

カメックス(AAA)

 1日働きに出せば3日は登板させずに済む。アブソルと併せて使う際はメンツをローテーションさせながら使うことでパーティの自由度を上げられるだろう。

全体との兼ね合いを考えた場合の必要スペックについて

 ここまで各ポケモンの要求スペックを並べてきたが、このレベルのポケモンをそのまま採用するとなると食材枠に4つ取られることとなる。そうなるとベーシックインカムとなるきのみが不足して本末転倒になってしまう。
 そのため、よほどきのみによるエナジーを稼ぐ手段がないのではない限り実践的にパーティを組むとなると食材枠は2枠以下に抑えるのが無難だと考えられる。
 そのため要求されるスペックは高くなるし、特に採用するカメックスに応じてローテーションも変化させる必要がある。以下にカメックスを軸にして必要な食材量や要求スペックを挙げていくこととする。

ABBカメックスを使う場合

 カメックス単体でミルクとカカオを担当するため、タマゴとミツのあわせて3体が必要になる。3体で2枠をローテーションさせると2日で3日分の食材を供給する必要があり、そのために1日で稼ぐ必要のある食材量は以下のとおりである。
・リラックスカカオ×75
・とくせんエッグ×75
・あまいミツ×51
・モーモーミルク×30
 これらを加味した結果、以下のようなスペックのポケモンが求められる。

 上のように、最大まで食材集めに偏ったレベル60のカメックスでもABBだとミルクを完全に賄うのは厳しい可能性がある。その分はフィールドに応じたイーブイ族に頼むか渋々AAAのカメックスを投入することとなるだろう。
 タマゴに関しては、食材率持ちのAAXデリバードを用意できれば最善かと思われる。ユキノオーもがんばってレベル60にすれば立ち回れるものの、トマトに悩まされることもありそうではある。

AAAカメックスを使う場合

 カカオとミルクを一旦別のポケモンで賄うことを考えると4体で2枠をローテーションさせないといけないように見える。
 しかし、要求量の少ないミルクとミツを1日で集めきることができれば、残りの2日でカカオとタマゴを集めることができる。つまり、
・あまいミツ×102
・モーモーミルク×60
 これらを集められるポケモンがいればカカオ及びタマゴの要求スペックが低くなる。ミルクに関してはAAAカメックスの項で図示されているように食材枠さえ合致していれば賄えるので省略し、あまいミツ及び未検証のアブソルについて必要スペックを提示していく。

 ミツ側に関しては食材アップ性格に加えて食材確率のサブスキルを持っていると賄える可能性があるという結果となった。
 アブソルに関しては、様々な食材アップを総なめできればレベル50でもなんとか、といった具合なので素直にレベル60を採用するべきだと思われる。

結論・おわりに

 総評として、レベル50までしか解放されていない現状だと食材チケットを使うなどしない限り、パーティによるシナジーなしで(例えば残りの枠でげんきオールやおてつだいサポートを採用しない)21食マカロンを作るのは難しいと思われる。某サイトの計算だとスキル回復が前提になっていたためさらに高いスペックが求められるであろう(画像を作っている最中に気づいたのだが…)。
 なるべく早いレベルキャップの解放、ならびに厳選しやすいカカオないしタマゴを1枠目に有する食材タイプが実装されることを願いつつ、本記事を締めようと思う。自己満足の記事ではあるが、後にマカロンを作るプレイヤーの参考になると幸いである。

使用したサイト

・ポケスリ攻略 チーム分析
https://pks.raenonx.cc/ja/team/analysis

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