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[GPTs]PresentationPRO+の便利な使い方を徹底紹介!ChatGPTで資料作成!

GPTsクリエイターのAIMUです。
本日は機能をさらに向上させたGPTs「Presentation PRO+」の便利な使い方について紹介していこうと思います。


Presentation PRO +とは


Presentation PRO +
は自然言語による指示からプレゼンテーション資料を作成するGPTsで、資料の構成と内容を作成しpptxファイルを出力してくれます。
機能のアップデートにより、グラフの作成機能を追加し、資料用のグラフを同時に作成するなどしていましたが、最新のアップデートではPDFの内容をより詳細まで読み込むことが出来るようになり、企業の有価証券報告書などの報告書類を読み解いて、内容を分析する機能が向上しています。

Presentation PRO +を使用するためのコツ

Presentation PRO +を使いこなすコツとしては、トークン数を意識することです。
「トークン数を意識するって難しい」と思われるかも知れませんが、それほど難しいことではなく、ChatGPTが一度の処理に使える文字数には限りがあることを認識してもらって、あれもこれも一度に指示しないことが重要です。
具体的な手順としては、以下の内容です。

  • 最初にデータを与え、全体像を把握してもらう

  • 把握した全体像から資料の雛形を作成してもらう

  • 完成した雛形の内容をスライド1枚毎に詳細を作成してもらう

  • 最終調整

この手順を行うことで、資料の内容をより詳細に生成が可能です。

Presentation PRO +の実際の処理画面

今回は企業の有価証券報告書から企業の業績と展望などを資料にまとめてもらいます。
まず利用した資料は金融庁が公開しているマネーフォワードさんの有価証券報告書です。

最初はこの資料のアップロードから始めます。あとは一連の流れをそのまま画像化していますのでご覧ください。
画像の文字では小さくて見づらいかたは以下のチャットリンクからどうぞ。

https://chat.openai.com/share/ad99b4a1-ac17-4ec2-b214-c55dc5920d4f

この一連の作業で作成されたRAWのままの資料がこちらです。

スライド1枚づつ指定して詳細の作成と挿入を指示することで、内容が濃くなります。生成時間との兼ね合いもありますが、もっと長い内容を生成させてから、必要な部分を使うと言った使い方もできます。

あとは具体的なレイアウト修正まではGPTs側では難しいので、人間が目視してテキストボックスの折返し設定や、不要な文字・改行を削除をしますが、パーツは揃っているので、それを並べたり小さくしたりするイメージで資料化できます。
作業時間としてはこの分量なら3分くらいですかね。

そのような人手を入れて調整し完成した資料を画像で掲載します。
資料の見栄えは一旦置いておいて、生成された内容の部分をご覧いただければと思います。

いかがでしょうか。最後に資料の目次にないグラフのスライドを載せていますが、素のChatGPTにグラフ作りをやらせると、こういったグラフの日本語が文字化けして豆腐文字になることがよくあります。しかしこのGPTsではその点も考慮して対策処理しているので、日本語の資料からでも便利に使えます。

まとめ

AIMUの記事をよくご覧になっている方ならご存知だと思いますが、現在のChatGPTのGPT-4の32Kトークンは、決して扱えるトークン数としては多くないため、上の方に表示した画像のように内部処理としてPythonのプログラムを走らせるようなことをすると、テキストの生成に使えるトークン数が減少してしまい、しょぼい内容しか出力されなくなります。
そのため、一旦資料作成をして完了させておき、その後でスライド1枚づつの内容を生成してもらうことで、このトークン数に余裕をもって処理してもうらことが可能です。

これはChatGPTの利用全般に言えるテクニックですので、なんかChatGPTイマイチだなと思ってらっしゃる方は、試してみると良いかなと思います。

そして「Presentation PRO +」も進化を続けて、より使いやすいものになってきていますので、ぜひChatGPTplusのユーザーの方は利用してみていただけると良いかなと思っています。

ということで、今回はこの辺で。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまたおAIしましょう!
チャオ!


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