力作[GPTs]本当に使えるロゴ作成GPTsを作った!
GPTsクリエイターのAIMUです。
本日新作のGPTsを発表します。
その名も「Real Logo Creator」
企業や団体、サービスなどのロゴを作成するGPTsです。
今GPTsでトップページにあるロゴ作成GPTsをいくつか触ってみたのですが、どうもロゴとしてはイマイチな出力が多いなと感じていたので、それらを超える出力を目指して作成しました。
Real Logo Creatorの出力見本
下記が実際にGPTsを回した画面と出力されたロゴの見本です。
このGPTsの工夫と苦労した点
迅速性
まず、AIMUの観点として、ChatGPTがいろいろと説明してくれるのはありがたいのですが、こちらの指示を迅速に遂行してくれるアシスタントの方が有能だなと思えるので、こちらからの指示に対して四の五の言わずとにかく素早く目的を実行してくれるように設計しています。
たまにあるChatGPTが不安定なとき以外は、とにかく画像生成から説明をほとんどせずに出力までたどり着けます。
ロゴプロンプト
DALL-Eの画像生成を行ったことがある方には分かると思いますが、AIとかデジタルとかのイメージをお願いすると高確率でアンドロイドや脳、コンピュータ基板のイメージを返して来るので、そういったロゴには向かないプロンプトを如何に減らしてロゴとして向いている画像が生成できるプロンプトに変換できるかということでした。
お使いになっていただければ分かりますが、素でDALL-E3にこういった事業をしているこういう名前の企業のロゴを作成してくれとお願いしたときとは出力が雲泥の差になっていると思います。
テキストの挿入
ここは要否分かれるところかと思いますが、ロゴの下部に企業や団体名を入れるようにしました。
実際にはロゴ無しの画像も一つのプロンプトで出るので、両方が一度に得られるのであれば自動で作ってもらったほうが便利ですよね。
ただこのテキストの挿入にはかなり工夫をしていて、複数のフォントからGPTが選んでくれるのはもちろん、DALL-Eがどんな画像を生成するのか読めないので、DALL-Eが生成した画像のRGB値を解析し、画像の色からフォントの色を決め、ロゴ画像部分の位置を特定しフォントを配置する位置を決定しています。
特にこの機能をGPTs内で動かすためにはGPTsが必要なコードを間違いなく実行してくれることですが、AIMU自身のコーディング技術はそこまで高くないためChatGPTと何度も対話しながら想定される条件を与えて修正し、かつGPTsがそのままコードを実行しなかった場合には、そのコードに問題があるのか、それともInstructionsに問題があるのかを追求しながら修正し実装しました。
多くの場合、Instructionsとコードで曖昧性や矛盾があるとGPTsが修正して実行してしまうので、その可能性を潰していった感じです。
こんなことも
このGPTsにはWebPilotをActionsに投入してあるので、会社概要のURLを入れるとその企業のロゴを作ったりも出来るのですが、その実験の中で出来たのがこれです。
色がコーヒー色になっただけで、ほぼそのままなロゴが出ちゃいました。
滅多にないですが、DALL-Eの学習範囲の広さを感じましたね。
その他このGPTsをテストランしたときのロゴをいくつか紹介します。
こんな感じでロゴの生成をしてくれるGPTsです。
複雑なプロンプトを必要とせず、1回の命令で画像生成まで行けるのでGPT-4の利用回数も最小限で、そのため何度もリトライすることが可能で良いロゴが出るまで回して、選別するという作業にも向いています。
またこの画像を印刷用などに使うためにベクター画像にしたいという要望もあるかと思いますが、SVGへの変換は現状GPTs内では実装が難しいようでしたので、実行して出来なかった場合は外部サービスを案内するようにしています。
この辺はまた良い方法が思い浮かんだら追加実装しますね。
最後に
今回のGPTsいかがでしょうか。
実用性とユーザビリティを追求したGPTsで、「実際に使える」をテーマに作成したものです。
みなさんのブログのアイキャッチなどに使ってみるのもありですね。
ぜひ使ってみてください!
AIMUは現在ハッカソンに参加しています。
このGPTsもハッカソンに提出予定の作品ですが、それよりも皆さんが実際に使ってくれることを望んでますので、ぜひぜひよろしくお願いします。
ということで今回はこの辺で。
またおAIしましょう!
チャオ!
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