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中国OEM輸入で年商64億企業の差別化戦略

差別化ポイントは「デカくて重い商品」に照準を合わせて商品を仕入れること。

アマゾンのFBAで取り扱えないようなデカくて重い商品を取り扱うことで競合との差別化を図る。これによって個人レベルの転売屋や中国のセラーとの消耗戦から脱出することに成功している。

小さい商品は2LDKでも始められるくらい参入障壁が低い。

代表的なものでハンドリフト(工場の中で荷物を持ち上げる機器)があるが、これはアマゾン内にも10社いないくらいらしい。
ハンドリフトは一番売れていると言っていたのでおそらくこれか?

1商品で月3000-4000万円くらい、利益は2割残る計算でやっている。

中国の工場から仕入れ、自社で中国の工場、日本の工場を抑えているため物流費を削減できる。工場は東大阪を中心に五つくらい。中国セラーはでかいものを置くための工場を日本に持っていない。

工場は1つ作るにつき数億くらいはかかる。

さらに規模の経済も効いていてコンテナは1日に二本入ってきている状態。
コンテナはパンパンにしてこそコスパが良くなる。
コンサル生に工場を始めとした物流網を貸し出しているので、工場やコンテナの空きが少ない。コンサル生にも物流網を借りれるメリットがある。個人では中々こういうデカくて重い商品を扱うことができない。

ちなみにコンサル生がやっている商品は人型のサンドバック。Amazonだけで月数百万円程度。

この手の中国OEMの特徴として、ロングセラーになるというのがあるらしい。確かにデータを見る限り、二年間は続いているし、おそらくこのデータ以前も売れ続けている。仕入れ、物流の手配をするだけで工数はかからず、一度商材を決めればあとは一日10分くらい仕入れ状況を確認するだけとのこと。中国の正月で2ヶ月くらい物流が止まるのでその時に3-4ヶ月分の在庫を仕入れる必要がある。

輸入系の参入障壁の作り方として、すでにブランドを確立しているメーカーの独占代理店になるの他に、物流上の参入障壁がある商材をやるという観点が新しかったのでご紹介しました。

参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=uHl-7Lc5zMY



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