見出し画像

深圳発の脱毛機「JOVS」のヒットを時系列で整理していく。

自宅用脱毛機であるJOVSという商品が日本で2022年4月にローンチされ、現在では推定二桁億以上の事業になっている、

一番メインの商品でAmazonだけで月2000万円程度。その他数個の商品ラインナップがある。

アド広告でもD2C的に販売。LPもそれ用にしっかり作り込まれていた。

この「JOVS」という商品の源流を辿ってみると、イギリスの美容機器ブランドCurrentBodyで、製造場所は中国の深圳。

こちらの記事によると

JOVS初の脱毛器は2019年10月に発売され、発売から3カ月でフィリップスやブラウンなどの国際的有名ブランドを上回り、現在の市場占有率は12%に達する

大元のメーカーもベンチャー企業であり、Aラウンドで30億円くらい調達。アグレッシブなベンチャーフェーズだからこそ、日本の総代理店契約も迅速に進んだのかもしれない。

深圳で卸市場のツアーとかやってるから、ここに行ってみるのも面白いかもれない。JOVSの特徴は中国製品でありながら、機能や安さではなく情緒的なブランド価値をつけて高価格帯で販売していること。イギリスではランボルギーニとコラボしている。

中国現地では天猫、京東、ライブコマースで売れている。この事例から考えるに仕入れのリサーチとして中国のコマースサイトを参考にするのはあり。

2019年10月にリリースで、日本で始まったのが2022年4月なので、話自体は2021年半ばくらいに進んでいると考えられる、つまりリリースされて1年〜1年半くらいのスピード感。完全に売れ出したら総代理店の契約もますます難しくなるので、ここは先行投資っていう意識が重要そうだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?