本社との関係

社内のステークホルダーとの関係は重要だが、外資系の場合は特に本社との関係が重要になる。彼らが求めているのは何よりも数字。カルチャーとか良いチームを作ってくれとか言われるが、騙されてはいけない笑。求めているのははっきり言って数字です。
日本支社立ち上げに対して投資をしているので、これは当たり前のことで、この辺を履き違えてカントリーマネジャーやる人はいなくなる。長くて2年。特にイチから作る会社で、営業以外の出身者でカントリーマネジャーとして成功した人は見たことがない笑。立ち上げ期でもあるし、外資ということもあり、机上の綺麗なプランは全く求められていない。とにかく行動して結果を見せないといけない。結果ぎすぐに出るとは本社も思っていないが、結果につながる行動をしているかについてシビアに見てくる。
俺の場合は立ち上げから3ヶ月一人であったが、これまでのお客さんにリモートで会いまくった。そこでソリューションを説明しながら、お客さんの課題を聞き、次につながるアクションを作る。これは営業の当たり前の動作であるが、意識したのは数。パイプラインを簡単に作れる商材ではないので、訪問数、インサイト数、マーケットが持っている課題数、会ったパートナー数を記録していった。あとはパートナーやお客さんからのフィードバックを伝えて日本のマーケットを理解してもらうような準備をした。
驚いたのは4月の末、つまり1ヶ月後のリーダーが集まる場で「日本のビジネスのアップデートをしろ」と言われた事だ笑。これは3ヶ月後に来ると思っていたのだが、早めに見切りたかったのだと思う笑。これまでの活動で20件くらいお客さんを訪問していたのと、パートナーとも三社ほどあっていたので、そこの数字とインサイト、あとは課題感について共有をした。本社のCEOは一定の安心をしたようで、翌日直属の上司からお褒めの言葉。数字につながる活動をテンポ良くやる事、これは重要になってくる。

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