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本「マーケティングジャーニー」/神田昌典

このコロナ時代、頼れるのは自分自身だと思う気持ちが強くなってきました。

会社が低迷したら放り出される、会社自体つぶれる可能性もある。
これはもう経営者の力量次第だと思っています。

その中で自分でコントロールできることは何か。

それは今まで以上に自分のスキル・発想力を伸ばして、世の中の役に立てる&稼げる状態に持っていくことだと考えています、

そのタイミングで目に留まった「マーケティングジャーニー」について紹介します。

ざっくりいうと、

【収益をもたらすビジネスモデルを構築する】方法について書かれた本です。

考え方は非常に勉強になりましたね。
そもそも、ビジネスモデルを着想力がないんだよ!と思いながら読んでいましたが、着想する方法を知らなかっただけかもと思いはじめてきました。

《創造的なアイデアを着想するツール「フューチャーマッピング」》
現在をすべて忘れて、未来のあるべき姿から考える。
そして、それを段階的に現在にもどしていく。未来のあるべき姿から逆算して、この時点ではこの状態でないといけないなと。
現状のパラダイムではとらえきれないアイデアが生まれる。
※できることから考えると、斬新なアイデアは出てこない。(今をベースに考えているから)


▼その他のお話メモ

・未来の潮流は、デジタル変革と、半グローバリズムである。(移動が制限された結果、ローカルの伝統が見直され、それがクラウドでグローバルに広がる)

・目の前の不便や問題を、プログラムで解決できるか。(人の手からプログラムにかえれるか)

・社員を雇う前にクラウドサービスで代替えできるか考える。

・ブロックチェーン技術革命を想定しているか。

・今までの常識を捨てれば富が生まれる。
→ビジネスホテルからベッドを捨てると、昼に地元の人、夜に出張のひっと二毛作ができるようになった

・エネルギーをひとつの商品サービスに絞り込む
→鯖やは、居酒屋から鯖専門店にかえた結果、メディアで注目され、その後クラウドファンディングで資金を1億5千万程度集められた

・コマーシャルインサイト、売り方を変える
→ろ過器をコストダウンではなく、安全を前面にして売り出した結果、商品が変わっていないけど、売上があがった

・顧客の痛みに向き合う
→M&Aをしていた会社が、結婚仲介業へ。その背景は、かかわっている経営者の後継者不足、ひいては社員が路頭に迷う、銀行も資金を貸しにくい、につながっていたことがあり、それを解決してあげたいという気持ちから
→牛乳アレルギーをもつお子さんでもデザートを食べれるようにと、「アレルギーを持つ人や、ビーガンの人でも食べられるデザートをつくった」

・提携できる異分野の企業を顧客のために探せ
→エコバッグが、提携することで、宅配便の再配達問題を解消するための、不在時にドアノブにかけれる宅配バッグになった。

・アナリティクスで顧客を分析しているか。
→ペンションの宿泊を料理のうまさで売り出していたが、サーチコンソールをみると多くの人が星空で検索していることが分かった。その後、星空関連のイベントアイデアをだし大好評に。

・読書界は、広い視野とともに短時間で調整・統合する能力を身に着けることができる。

・人がいないと嘆く前に、細切れで楽しく働けるように切り出せないか考える。

・担い手が集まらない仕事を、学びか・遊びかする。
→木こり講座で、お金を集めかつ、不要な気を切ってもらうことができる。

・社名を変える
→ビズロボジャパン⇒RPAテクノロジーズ

・事業を始めるときに、地元の人を巻き込む。
→地元の業者などにラーメン屋の内装をお願いしたりすると、ファンになって食べに来てくれる。

・逆算の接客により、成約率を倍増させる。
→自動車ディーラーが買い手の幸せを考えて接客する。例えば、子供がいない状態で購入されるお客様が子供の事を考えていないときがある。将来子供を作るのか、それならこういう車の方がいいのではないかと。それにより、社員の定着率も高まった。銭儲けがお客の幸せに貢献する行為にかわったからだ。

・オンボーディング、Kファクターを社内の共通言語に。
→販売が終わってバイバイではなく、サービスのサポートを厚くすることで、顧客を目標達成に導く。その結果顧客が周りに紹介してくれる。(広告コストが抑えられる)

・大きな目標を掲げるのに規模は関係ない。


最後に。

具体例もおもしろくて、勉強になりました。いいアイデアで世の中に貢献し、かつ稼ぎたいとより強く思いました!

私は、読書会やってスキル伸ばしたいですね!読書好きですし!

以上です。

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