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【ポケカ】メタング入りディアルガ草案【sv5K/sv5M環境】

こんにちは、高須(@t4ks_)です。ポケカの記事を書くのはこれが初めてです。
実績等は特にないので「ふ~ん」ぐらいの感じでお手柔らかにお願いします。

さて今回は、強力な特性である「メタルメーカー」を持つ《メタング》が発表されたので、このポケモンを上手く扱えるアーキタイプである【オリジンディアルガVstar】デッキを考えてみました。

たのしそ〜

また進化前の《ダンバル》もHP70以下であるため、《なかよしポフィン》での展開が可能です。
『スタークロノス』を使用するターンで進化前のたねポケモンを展開しておき、追加ターンで進化して特性を使う…といった芸当も出来ますが、このデッキでは『スタークロノス』使用前には充分な盤面形成が出来ている事が多いため、このカードの”2ターン目以降にも使用出来る”メリットは感じづらいかもしれません。

おいしそ〜

また、ACESPECも発表されました。
どれも面白そうですが今回は《プライムキャッチャー》を採用しています。

つよそ~




▼デッキレシピ

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・《メタング》4枚→「メタルメーカー」4枚
・《バトルVIPパス》→《なかよしポフィン》
・《メガキャッチャー》→《プライムキャッチャー

・デッキコンセプト

特性「メタルメーカー」で《オリジンディアルガVstar》にエネルギーを加速し、『スタークロノス』『メタルブラスト』でサイドを取り切る事を目指します。
サイドを先行されている場合は、『スタークロノス』を使用するタイミングで《ボスの指令》《ナンジャモ》《プライムキャッチャー》辺りを使用し相手に負荷をかけて逆転を狙います。

エネルギーが多い構築は序盤の縦引きの質が高くないため、初動は《ペパー》《エヴォリューション》でエネルギー以外のカードを山の中から引き抜く事で、2ターン目以降の「メタルメーカー」のヒット率を上げる方向性で構築しました。
「メタルメーカー」で山札のエネルギーを引っこ抜けた段階から縦引きの質が高くなる為、中盤以降に「ランブルエンジン」「リスタート」などで縦引きし《ボスの指令》《ナンジャモ》と言ったサポートや《プライムキャッチャー》を探しに行きます。
《ペパー》によって《プライムキャッチャー》へのアクセス率も上がっているため、《博士の研究》や《ナンジャモ》を多投する形よりもこちらの方が良いと考えています。

・採用候補カードについて

今回のレシピでは不採用にしましたが、枠を作れれば採用したいカード群について先に解説します。

《オリジンディアルガV》4枚目
メインアタッカーであるため初動無いし2ターン目までには置いておきたいたねポケモンです。わざ『メタルコーティング』によってエネ加速が行えるのでスタートしても問題無いポケモンだと考えていますが、
《ネストボール》4枚、《ハイパーボール》4枚、《ヒスイのヘビーボール》1枚によってアクセス率は担保されていると考えている為、枠の都合で3枚にしています。
4枚目を入れるなら《ネストボール》と入れ替える形になりそうです。

《ダンバル》4枚目
基本的には盤面を【ディアルガ・ディアルガ・メタング・メタング・ブロロローム・ミュウex】という形で形成する事になります。後者2つのどちらかが《メタング》になる場合がありますが、ベンチ枠の都合4体目のメタングを成立させる事はあまり無いと考えています。
《ダンバル》の4枚目よりも優先して採用したいカードが多かったため、ここを削る事にしました。
この3-4採用は《ヒスイのヘビーボール》《ふつうのつりざお》の採用によって正当化されていると思います。

《カウンターキャッチャー》
《ボスの指令》2枚目との選択になります。「メタルメーカー」による準備が上手くいかない試合もあるため、サポートを打ちながら呼び出しを行える上、《ペパー》のサーチ対象にもなっているこのカードは採用する価値が高いと思います。

《まけんきハチマキ》
最大HP250以下のたねexポケモンを『スタークロノス』で倒せるようにしたい場合に採用されます。枠を作れず抜いていますが、《タケルライコex》《トドロクツキex》《テツノカイナex》が環境に台頭してきた場合には必須になると考えています。《ペパー》のサーチ対象であるため3枚目のどうぐを採用する場合はこちらになると思います。

《ビッパ》《ビーダル》
「ランブルエンジン」との選択枠。エネルギーを消費したゲーム終盤で発動コストを確保できないケースがあるため、そういったデメリットを許容出来ない場合は「はたらくまえば」の方が良さそうです。《かがやくゲッコウガ》を採用したい場合も「はたらくまえば」の方が有力です。

《マナフィ》
先2げっこうしゅりけんについては『エヴォリューション』を宣言出来ればケア可能ですが、マフォクシーVの『マジカルファイヤー』による二面取りが致命打になりうるため、【リザードンex】の構築如何では必要になるカードだと考えています。

入れ替え札
《ジェットエネルギー》《ポケモンいれかえ》などが該当カード。
「メタルメーカー」がバトル場のポケモンも対象に出来るため縛られるプレイに対しての適性があると判断し、枠の都合で抜いていますが欲しい場面はあると思います。

《ジェットエネルギー》のメリット
・サイド1ポケモンで「エヴォリューション」を宣言しやすくなる。
・「ランブルエンジン」の発動コストに使用できる。

《ポケモンいれかえ》のメリット
・《ペパー》でサーチ可能である為、縛られるプレイへの早期対応が可能。
・エネルギーよりも手札に嵩張らない。

《ロストスイーパー》、スタジアム枠
《崩れたスタジアム》への回答として1枠は割いておいた方が良さそうですが、それ以外へのスタジアムを貼られる事に対しての脅威を感じなかった事、自分から貼りたいスタジアムも見当たらなかったため一旦抜いています。
《なかよしポフィン》3枚目と《ボウルタウン》を入れ替えて採用するのが無難でしょうか。

《ロストスイーパー》の方が《勇気のお守り》《ブーストエナジー古代》に対しても回答になるため、こちらの方が優先度は高そうです。
ただ、どの1枠を削った場合でもデッキの安定感を落とす選択になるため難しいです。

18枚目以降の《基本鋼エネルギー》
デッキとしての安定感を担保するためにはトレーナーズを入れなければなりませんが、「メタルメーカー」の都合で多めにエネルギーを採用しなければならない事は自明の理かと思います。
1体分の『メタルブラスト』で7~8枚、他にも《オリジンディアルガVstar》の2体目や「ランブルエンジン」や《ハイパーボール》の宣言で消費する事やサイド落ちも考えると、肌感覚ですが「基本鋼18枚+《すごいつりざお》2枚」が最低枚数なのかなあ……と考えています。
今回は《すごいつりざお》の3枚目を採用する事によって基本鋼エネルギーの採用枚数を抑えています。

・不採用カードについて

《かがやくゲッコウガ》《暗号マニアの解読》
初動に殆ど寄与しないため、どちらも採用優先度は低めだと考えています。
エネルギーの採用枚数が多いデッキですが、エネルギーは《ディアルガVstar》起動のための手貼りや「ランブルエンジン」のコストとして使用したいため、「かくしふだ」のコストに使用する分を確保出来ない…と言った場面が往々にしてあります。
また、先述の通り序盤の縦引き(2枚)がそこまで強くない点や、アタッカーとしての運用が不可能である事、毎ターン「かくしふだ」を使用しているとリソースが足りなくなる事なども理由です。
使用コストやベンチ1枠に対しての成果が見合わないな…と感じました。

「ランブルエンジン」を「はたらくまえば」にして《かがやくゲッコウガ》を入れるのは悪くないと思いますが、《暗号マニアの解読》共々あまり採用価値を感じませんでした。

《イキリンコex》《ネオラントV》
《メタング》を立てる都合ベンチ枠が狭いため、システムポケモン以上の役割を持てないこれらのポケモンの採用優先度は低いと考えました。
【ミライドンex】【トドロクツキex】デッキのような後攻1ターン目からサイドを取る手段を持たないデッキであるため、ゲームスピードを早める恩恵を得づらいように思えます。
『ごっつぁんプリファイ』が絡むと1-2-3と言った取られ方をするため、『スタークロノス』宣言前にゲームが終わりかねないのも問題になります。

サポート1枚と《ネオラントV》を入れ替えるのはアリかもしれませんが……

《テツノカイナex》《基本雷エネルギー》
枠が作れるなら採用しても良いかもしれませんが、スタートした際のデメリットが大きすぎる(入れ替え札がマストになってしまう)事や、【タケルライコex】デッキに採用されうる《スナノケガワex》に弱点を突かれる点も踏まえるとこちらも採用価値の低いカードになると考えています。

▼一部の採用カード解説

長くなるので一部だけ。

・《ミュウex》

このデッキにおける役割は以下の3つです。

  • 特性「リスタート」によるドロー

  • わざ『ゲノムハック』によるアタッカーとしての運用

  • 《プライムキャッチャー》使用時の前に出す逃げ0ポケモン

システムポケモン以上としてのバリューが担保されているため、《イキリンコex》や《ネオラントV》では無くこちらを採用しています。
「メタルメーカー」が鋼ポケモン以外も対象にできるのは本当に偉く、《ディアルガVstar》を1体しか育てられていない場合でも最低限の保険になりえます。
『ゲノムハック:げっこうしゅりけん』をチラつかせる事によって、相手の盤面形成に気持ち負荷をかける事が出来るのもGood。

・《ブロロローム(ランブルエンジン)》

基本鋼エネルギーを17枚採用しているこのデッキでは、試合中に手札にエネルギーが嵩張る……といった事態も当然発生します。
「かくしふだ」では根本的にドロー枚数が足りず、「はたらくまえば」もエネルギーの嵩張りを解消してくれる訳では無いため、今回はブロロロームを選択しました。
《ヒスイのヘビーボール》を採用している点と、最悪サイドに埋まったブロロロームは『スタークロノス』のタイミングで拾えれば良いため、エネルギーにデッキ枠を割く事も考え1-1の採用に留めています。

・《ヒスイのヘビーボール》

デッキの構造上、基本鋼エネルギーに枠を割くためにポケモンやトレーナーズの採用枚数を削る必要がありました。
今回のレシピではこのカードを採用して「ランブルエンジン」ラインや《ミュウex》の採用枚数を削っています。

また、「リスタート」や「ランブルエンジン」でドローする際に盤面が埋まっていても空打ち可能である点にも価値があります。

・《すごいつりざお》3枚

高打点の『メタルブラスト』を宣言した《ディアルガVstar》がきぜつしてしまうと大量のエネルギーを失ってしまうため、エネルギーの現物を大量に採用するよりも、その内の一部を《すごいつりざお》にする方が後半も《ディアルガVstar》を育てやすくなります。

また「メタルメーカー」や《ハイパーボール》によって山札の枚数が少なくなりやすいデッキ構造になっているため、中盤以降に《すごいつりざお》を使用出来ると2体目以降のアタッカーも育てやすくなります。
《メタング》を狙われる事も考えると多めに採用して損は無いと思います。


▼あとがき

かなり浅いですがデッキの草案でした。
D-Fレギュレーションの頃に使っていたアーキタイプなので強化が来て素直に嬉しいです。
ジムバトルで使おっかな〜、でもタケルライコも使いたい………

というわけで誤字・脱字等あればTwitter(@t4ks_)までお願いします。では。