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魂眼

なりたい自分と 本当になりたい自分は いつも違ってた
やりたいことと 本当にやりたいことも いつも違ってた
理想の自分になりたいはずなのに どこか違和感がある

好きだから憧れるんじゃないのか
好きだからなりたいんじゃないのか
好きだからやってみるんじゃないのか

好きなことを ただ「好き」を極めたい

憧れて なりたくて やってみたくて
「好き」という魂の表れがそこに向かって行くエネルギーだと思ってた
けど 何かが違った

私の「好き」はどこにいるんだろう

小学3年生だったTくんのあの日の言葉が忘れられない
「ぼくは おだやかに かぞくでなかよく くらしたいだけやねん」 

そうやなぁ ほんまやなぁ
私の魂が この声と この言葉と 共鳴した
だから 今も私の心の中で鳴り響くんだろうな

自分の外側からしか世の中をみてなかったってことか
自分の中の本当の心根をみてなかったってことか

恐るべし9歳の言葉・・・
恐るべし9歳の『魂眼』

         *魂眼=この文中で出来た言葉『魂の眼』


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