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房総半島旅行 2日目 房総半島最南端と内陸部をめぐる
この記事は「房総半島旅行 1日目 アクアラインを渡って」の続きです。
2024年3月2日、3日の1泊2日で房総半島を旅行してきましたのでその記録を書いていきたいと思います。
岩井海岸へ
泊まっていた民宿から海岸が近かったので、朝の散歩ということで歩いて行ってみました。
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1日目(3/2)と比べると北風は弱まり、雲は多いものの晴れて過ごしやすい天気でした。朝食を頂き、お世話になった民宿を後にして2日目最初の目的地へと向かいます。
岡本桟橋へ
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富浦駅の近くにある有名な撮影スポット。木製の桟橋は珍しいそうです。
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野島崎へ
さらに車を走らせて館山市を抜け、再び南房総市へ。広域合併の結果こうなってますが、泊まっていたのが富山地区、岡本桟橋は富浦地区、そして野島崎は白浜地区、ということになります。
鉄道で旅行していると房総半島の南端は館山というイメージがどうしてもありますが、さらにその南がある、というわけです。
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野島埼灯台へ
野島埼灯台を上ります。
灯台のある岬の名前は、国土交通省の地形図では「崎」を、海上保安庁の海図では「埼」を使うのが正式だそうなので、海上保安庁が管轄する灯台の名称はこの表記に従っています(豆知識)。
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日本語とフランス語で初点灯の日付が書かれていましたが、当時の日本は太陰暦を使っていたためこのような日付のずれがあるとのこと。江戸末期からフランスの技術者が日本に来て灯台の建設を行っていたというのは知りませんでした。中学校までの日本史の知識だと、明治維新を境に日本が急に変わったかのような錯覚を覚えますが、実際のところはそうではない、ということなんだな、と。
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灯台から降りてくるとちょうどお昼時だったので、ちょっと趣向を変えて中華料理を頂くことに。安定感のある町中華、といったお味でした。
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大山千枚田へ
安房グリーンラインという林道を改良したと思しき山道を進んでいきます。さっきまで海沿いを走っていたとは思えない光景が広がり、千葉の平地の少なさを実感します。
九重駅付近で内房線を渡り、さらに北へ向かい、鴨川市にある大山千枚田へ。
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ここは「シン・エヴァ」で第三村にある棚田のモデルになった場所として知られています。東京からいちばん近い棚田、ということで有名です。平地の少ない土地で生きるための知恵が詰まっていることを実感する場所でした。
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これは千葉県最高峰の愛宕山山頂にあるレーダー。航空自衛隊の基地です。
亀山湖
続けて向かったのは君津市の亀山湖。ダムによって作られた人造湖です。最近存廃問題が持ち上がっているローカル線である久留里線の終点である上総亀山駅が近くにあるため寄ってみましたが、ちょうど列車が発着していくのをみることができました。
昔久留里線にはこの旅に同行している友人と乗りに行ったことがあるのですが、その時以来、約16年ぶりくらいの訪問となりました。その日も特に観光はせず上総亀山から折り返したのですが、本数が少なすぎるのでそうせざるを得ないのです。実際、列車がいるというのに駅には地元の人はほとんどいませんでした……。
亀山湖は紅葉が有名とのことですが、湖畔の水天宮公園では河津桜が見ごろでした。
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石神菜の花畑へ
続けて向かったのが養老渓谷方面。ちょうど石神菜の花畑で菜の花と河津桜が見ごろということで行ってみることに。ちょうど列車が来る時間帯だったので一枚撮っていくことにしました。
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ここは小湊鉄道の養老渓谷駅の近くにある有名な撮影スポットです。今回やってきたのは元男鹿線のキハ40系でした。キハ40系なんて最近までどこでも見られる気動車だったような気がするのですが、今となっては珍しい存在に。小湊鉄道の沿線風景にもなじんでいますね。
再びアクアラインを渡って
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養老渓谷を抜けて木更津方面へ。アクアラインを渡って川崎方面へ向かいます。
日曜日の夕方ということで木更津金田ICのかなり手前から渋滞が発生していましたが、全く動かない、というわけでもなく。海ほたるで夕陽が見れたら…とか言っていましたがそうはいかず、何とか橋梁部で観ることができました。
そしてマニアックなところばかり巡っている弊害でお土産を買い損ねたので、休憩のために入った海ほたるのお土産屋さんで調達。行きで立ち寄った時に目星をつけていたのでサクっと買い物を済ませました。
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最後の最後で、夕焼け空に浮かび上がる霞がかった富士山を見ることができました。
二日目行程まとめ
岩井の民宿→岡本桟橋→野島崎→大山千枚田→亀山湖→石神菜の花畑→アクアラインで川崎へ
房総半島の様々な表情を一日で見る見ごたえのある旅行でした。鉄道でアクセスしにくいポイントを中心にめぐっていったので、普段鉄道で旅している私としては新鮮味のある旅でした。車を出してくれる友人には本当に感謝ですね。
次は外房方面でも似たようなことをやってみたいものです。
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