noteをはじめました

初めまして。冨田哲也です。
冨の字が、富士山の富と違って上の点がない”わかんむり”な所がチャームポイント。

2014年3月9日に青森県十和田市に引っ越してきたので、移住8年目。
人生に何が起こるかは分からないのでハッキリと言い切る事は出来ないけれど、今のところは、十和田市に一生住み続けるつもりです。

2011年1月19日からずっと一緒にいる彼女がいます。(結婚はしてない)
住む所も決まって、人生の伴侶も決まっている冨田には足りないモノがあります。
それは仕事です。

20代前半で二郎系ラーメン店の助手をしていた冨田は、突然「このままじゃいかん!」漠然と思いました。
人生一度キリ、このままでいいのか?って。
自分は何が好き?何がしたい?どう生きたい?何のために生きる?みたいな自問自答を繰り返しつつ右往左往し続ける日々。
南の島に移住もしましたが、幸せの青い鳥には出会えません。
幸せは身近な所にあるなんて思えず、焦りと不安が募るばかり。
30歳を目前に彼女の出身地である青森県十和田市に引っ越して、仕事も見つかり「ようやく、これで落ち着いたな」なんて思って過ごしていたけれど
4年後に「このままじゃいかん!」転職。
3年経ったら「このままじゃいかん!」転職。
「このままじゃいかん!」の連続です。

住む所も転々、職も転々としている冨田。
その一方で自分の生きる道をバチッと見つけて進む友人たち。
昇進し、結婚をし、子供に恵まれ、立派に大人になっていく友人達と自分を比べ不安と焦りを募らせる日々。

冨田は、食べ物関係の仕事ばかりしてきたし、食べ物関係の仕事が好きだという確信はあったので、食べ物に関する転職先を探していたのですが、コロナの影響なのか求人も少ないし、またどこかに勤めた所で同じ事の繰り返しになるのではという気持ちがありました。
冨田は、与えられた仕事に全身全霊で取り組むタイプなのですが、報われてない事に敏感で「あ、この人、冨田に対してズルい事をしている」なんて思ってしまうと一気に不満を膨らませてしまうんです。
3年は耐えよう、3年は耐えよう、と過ごしていれば3年後には辞めたい気持ちしか残っていません。自己啓発本を読み漁りましたが、効果がありませんでした。

2021年5月から無職になり、ハローワークに通いつつ本を読んだりセミナーに行って情報収集を続ける内に、起業出来ないかという考えも生まれました。
しかし、起業に大事なモノを持っていません。それは「覚悟」です。
知れば知るほど、やりたい気持ちよりもリスクの方が大きく見えて、勇気の無さを思い知らされます。
人に雇われても3年も経てば嫌になるし、起業する覚悟も出来ないし、一体どうしたら良いんだ・・・これが社会不適合者ってやつか。なんてションボリしていると、
青森県十和田市にあるWEB製作会社「株式会社ビーコーズ」さんの存在を知りました。
その会社が掲げているビジョン
「一人ひとりが大義を持って働く社会をつくる」
を見た冨田は
「あああぁぁぁ!!!!これだ!これこれ!そういう事!!!」
と思ったわけです。
ここと関わりを持ちたいと思っていたところ「地域の場づくりラボ」というイベントが開催されると知り、参加させていただきました。
※現在第3回まで実施済み

沢山の人や考えに出会い、自分の進んでいきたい方向性なんかも少しずつ見えてきました。
「やってみたいこと、やっていることを語ろう!」というテーマでは、冨田にも発表する機会をいただきました。
そこで発表した事のお試しバージョンでやってみよう、というお誘いもいただきました。
冨田の発表した事は、簡単に言うと「開業のハードルを極限まで下げるサービスの実現」なのですが、これは冨田自身が渇望している事です。
自分がそれを提供する立場になれたら最高ですが、提供される立場になっても最高。
今後の展開次第ですが、いい方向に進んだら嬉しい。

それとは別に、個人的に進めている事があります。
それが冨田食品工房です。
(現在は十和田市の中善農園さんからのご厚意で、中善農園さんの山ぶどうジュース、ごぼう茶を委託販売しています。)
委託販売は開業のハードルを極限まで下げる計画の延長と考えていて、例えば、売るつもりじゃなく沢山野菜を作ってるという人がいれば、冨田食品工房で販売してみませんか?という提案が出来ます。
加工食品は製造許可が必要ですが野菜なら許可がいらないし、もし許可を得て加工食品を作っているけれど道の駅でしか販売していないなんて人がいたら、是非冨田食品工房で売ってみませんか?と言いたい。
食品以外にも、十和田市関わりの深い品ならばなんでも取り扱う事にしています。
十和田市に限定する事で自分の手に負える範囲を越えないようにしたいと考えています。地域活性化にも結びつけたいし。

もちろん冨田のオリジナル商品もライナップに加わる予定です。

十和田市の奥入瀬ろまんパーク内にある味楽工房食品加工室で製造許可が取れる事を知り、冨田食品工房の屋号で密封包装食品製造の許可を取りました。
六戸町の青森県産業技術センター農作物加工研究所さんで試作品を作ったり
十和田市のカマラードの家(十和田香美工房)さんへレトルト食品委託製造の話もしています。
出来るだけ経費をかけない事、小さく始める事で開業のハードルを下げようとしています。
このままいけば少し不便さはあるものの、オリジナルの加工食品を最低限の予算で世に出す事が出来そうです。
限界だと思えばすぐ辞めても大丈夫なので大きな覚悟はいりません。

誰かが冨田と同じ事をやりたいと思った時には全て伝授します。
冨田自身が誰かのハードルを下げる人になれたら、とても嬉しい。

冨田がお爺さんになる頃には、十和田市がなかなか衰退しているらしいという話をよく聞きます。
それは絶対に嫌だ。
そうならないために、自分に出来る事はやりたい!そう思います。

冨田食品工房共々よろしくお願いいたします。

そんなあまっちょろい考え許さん!って思う人もいると思いますが、暖かく見守っていただけたら幸いです。

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