メルヘン館
「かごしま近代文学館・メルヘン館」という施設に設置されているからくり時計をご紹介します。
外見は鉛筆型の時計塔となっており階段側に時計が設置されています。
演奏プログラム
1:指定時間になるとOPメロディーと共に塔が上昇し、中から金を基調とした6体の音楽隊が登場します。
2:演奏曲:ガヴォットと共に6体の人形がそれぞれ楽器を鳴らします。
3:EDメロディー:かごしまわらべ歌が流れ、塔が降りていきます。
詳細等
この時計は1998年に乃村工藝社さんが製作された時計塔で、メンテナンスは系列の乃村テクノさんが担当されているようです。
時計部は服部セイコーさんです。
SEIKOロゴがないのは珍しい気がするのは、私だけでしょうか?
ターンテーブルと台座(万が一を考えて、ある程度離れて撮影したので、頑張って背伸びしました(笑))
人形の動作には、圧縮空気を使っております。
設置から24年経過しており、カフェ側にもあった時計が停止してしまったり、上部の秒ランプが常時点灯に切り替わってしまったり、人形の動作が年々鈍くなって殆ど動かない人形もいたりと年々草臥れて来ておりますが、現在でも鹿児島の街に時を告げております。
ライトアップ
夜になると、文字盤のライトと演出時に点灯するライトが映えて綺麗です。
私は日中より好きです。
ライトアップ公演が見られるのは、日が出ている時間が短い冬季の18:00(最終公演)のみですので、もし機会があればご覧ください。
外装や演出、音楽、どれをとっても良い時計です。
今後も変わらず元気に動いてくれることを願っております。
製作会社などの情報は、かごしま近代文学館・メルヘン館様から伺ったものになります。お忙しい中有難う御座いました。
動画も投稿しました。
音源の編集はnawal氏にお願いしました。ご協力有難う御座いました。