春のにおいはだいたいつらい
生活がうまくできない。なんとなく毎月書くことにしていることばもぎりぎりになってしまう、べつに趣味だし書くことを強制したくないのに、自分が自分のルールに縛られすぎていて虚しくなる時がある。
大体わたしは、最低限自分の中だけでもまじめでいたいという思いが強すぎる。昔からそうで、このことについて深く考え過ぎるとあんま良くないことも、もうわかってる。
自分のなかに、「明日は朝10:30に起きる」というルールを作るとする。普通の人なら、10:30までに起きればそのノルマは達成の筈なんだけど、わたしとくれば、それを決めてしまった時点で10:30ピッタリに起きることにしか意味を見出せなくなる。それがたとえ10:29だったとしても、10:31だったとしても、これでもかというほど布団の中でじぶんを憎み始める。なんで10:30ピッタリに起きれなかったんだと。べつにそれができなかったことに対してのペナルティがあるわけでもなんでもない。これに関しては自分で自分が一番意味わかんないです。起きれないことの方が多いし。
妙なクセ。いつからなのかはわからないんだけど、ここまで書いていて自分がいかに生きづらい人間なんだろうと悲しくなる。
そんなこんなで、まあ理由は言わずともがな、今はずっっっっっっと家にいるもんだから、自然とじぶんと会話するみたいな時間しかない。これが本当につらい。無限地獄。
なんとなく、ずっと気が張っている気がする。これはわたしに限った話ではなく。
家の窓を開けていると、風ににおいが乗ってやってくるときがある。
そのとき、いろいろ思い返すことがあって、思い出す歌があって、いろんな気持ちになる。
だから、想像もしてなかった今を記憶するために、このにおいを覚えておこうと思ったりする。
また同じ風が吹いたときどんな気持ちになるだろうみたいな。
先のことなんだけど、
2020 4月
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