【ガロウズゴクドラゴン杯 振り返り】第二回 殿堂・ナーフ大予想会
「ガロウズゴクドラゴンカップ」お疲れ様でした。
t2.microです。
シーズンも終わったということで
「第二回 殿堂・ナーフ大予想会」をしていきます。
※第一回はこちら
結果 : 見事《若頭 鬼流院 刃》的中
殿堂・ナーフ予想とは…
殿堂・ナーフ予想と称して筆者が個人的にヘイトを感じているカードの愚痴を書く記事です。
その点をご留意の上、読み進めてください。
1- 殿堂・ナーフ予想
エントリーNo. 1 : 母なる大地
■主な採用デッキ
- シータディメンジョン
- Nエクス
などなど
(緑が入れば何にでも入る余地がある)
■殿堂・ナーフ予想理由
罪状 : デュエプレイヤーのアホ化を進めている
まずは《母なる大地》実装前後のデュエプレイヤーを比較してみましょう。
シーン 1 : デッキビルド時
シーン2 : 序盤のマナ埋め時
(上記は若干言い過ぎですが)マナゾーンを擬似的な手札として扱うことができ、全てのクリーチャーを最大8枚体制+トリガー付与することが可能なのはどうなのかな〜って考えている次第です。
■大地調整案
1枚制限が妥当かと。
エントリーNo. 2 : 超次元ホワイトグリーン・ホール
■主な採用デッキ
- 4cメンチ
- リースハンター
- 5c (5cはなんでも入るからな)
- セラフィナ
など
■殿堂・ナーフ予想理由
罪状① : お手軽オーバーキル
罪状② : お手軽エクストラターン
今期、最も私を苦しめたカード《超次元ホワイトグリーン・ホール》(以下ホワグリ)が堂々エントリーです。
昨今のTier 1筆頭の【4cメンチ】を始め汎用性の高さと手軽さから様々なデッキに採用され、環境で大暴れしていました。
このカードのダメなところは大きく2点です。
① 9コス貯まればエクストラウィン
② 4コスでEXターン獲得
それぞれをザッと解説していきます。
① 9コス貯まればエクストラウィン
これはホワグリの最もメジャーな運用法ですね。
被害にあった、もしくは被害を与えた方々もたくさんいらっしゃると思うので、いまさら説明は不要ですが、以下の条件を満たせばゲームに勝利することができます。
条件1 : 場に《魂の大番長 「四つ牙」》(以下 四つ牙)が存在している
条件2 : 《紅蓮の怒 鬼流院 刃》に対応している5コスホールがマナにある
条件3 : 使用可能マナが9以上
条件4 : 手札にホワグリがある
パッと見、条件を達成することは困難に思えるのですが、
そんな問題を解決するのがこのカードです!
いまやお馴染み《予言者ヨーデル・ワイス》(以下 ヨーデル)です。
ヨーデルは四つ牙を召喚するだけでなく、
なんと除去耐性まで付与しちゃいます。
現状《ボルシャック・スーパーヒーロー》ならまとめて処理できるのですが、まぁ大抵は間に合いません。
場に残った四つ牙が毎ターン2ブーストするうちに、
あっという間に条件1~3達成です。おめでとうございます。
もうあなたの勝ちは目の前です。
もうこの段階で祝杯の用意を始めても問題ないです。
あとはトップからホワグリを引くか、《Nワールド》《ドンドン吸い込むなう》あたりで手札に引き込めば準備完了です。
条件1~4が揃ったら、
メンチを完成させて
→マナゾーンと超次元ゾーンからデカいハンターをバンバン出して
→相手のメンタルを打ち砕いて
→ゲーム終了です。
結局、殴ってくるし《ヘブンズ・ゲート》(以下 天門)でどうにかなるんじゃね?
って思ったのですが
《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》や《永遠のリュウセイ・カイザー》(以下 永遠竜)がいるためほぼ機能しません。
しかも、コンボデッキにも関わらずこのデッキ「ハンデス」に滅法強いんです。
なぜならホワグリのおかげで必須パーツをマナに避難させることができますし、最悪の場合、手札から「甘いぜ!スウィート!」されます。
体感、相手が9コス溜まった時点で8割方負ける印象です。
② 4コスでEXターン獲得
先ほどはホワグリの「マナ回収」の側面に注目していました。
次はもう一つの効果である「盾追加」をみてみましょう。
ホワグリは手札から盾にカードを仕込むことができます。
手札からというのがとても厄介で、
スパーク系統の呪文を簡単に埋めることができます。
ビートデッキからすれば実質EXターンみたいなものです。
とはいえ
「そんな都合よくDNAスパークを手札に抱えられなくね?」
「今さらホーリースパークなんて積みたくないよ」
とお思いでしょうが安心してください。
ホーリースパークより強いカードを
MAXもう4枚積めます。
■ホワグリ総括
コンボデッキのクセに「ハンデス」「ビートダウン」に耐性を持ち
簡単に実質的なエクストラウィンとEXターンを獲得できてしまう
という罪で調整されてください。
あと、これは私の勝手な予想なのですが、
運営陣は「紙版と違ってメンチがP's覚醒リンクで簡単に完成する」
ということを考慮していなかったのでは?と思っています。
■ホワグリ調整案
まぁ、1枚制限が妥当かと。
《超次元グリーンレッド・ホール》で代用はできてしまいますが、
その場合「白マナ確保」「盾追加」が難しくなるので
だいぶ良い感じになるのではないでしょうか。
全然戦えるラインかつ若干の弱体化ができました。
我ながら良い案だと思います。
(さすが!元ゲームプランナー!!)
エントリーNo. 3 : 魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ
■主な採用デッキ
- ドロマー天門
■殿堂・ナーフ予想理由
罪状① : 効果処理が長すぎるんじゃ
罪状② : なんでこっちのターン中にお前がグルグルし始めるんじゃ
罪状③ : 48枚のカードの範疇でプレイせい
エントリーNo. 3は《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》(以下 ルドルフ)です。このカードはかつて人気投票で1位となった《魔光大帝ネロ・グリフィス》の ぶっ壊れ魔改造 リメイクカードです。
実装当初はオモチャカードの域を脱していなかったのですが、
「レジェンドオブプレイス 2023」で天門が再録されてから
NDで火を吹き始めました。
ダメな理由は以下の2つです。
① ゲームテンポの大幅なディレイ
② ゲームルールの破壊(笑)
それぞれを深掘りしていきます。
① ゲームテンポの大幅なディレイ
こちらに関しましても、被害者・加害者多数だと思うので今更ですが、
ザッと説明します。
ルドルフは「味方のクリーチャーが破壊されるたびに"ゲーム外"からランダムなナイト呪文を探索して発射する」という 考えたヤツの頭が悪すぎる 非常に興味深い能力を有しています。
(ゲーム外からゲーム内に打つなよ バーカ 。と思うかもしれませんが、そこに関しては後々触れます。)
この能力「回数制限」も「自ターン」制限もありません。
つまり純粋に「クリーチャーが破壊された数」×「ルドルフの数」分だけ
ナイト呪文がストックされていきます。
ドロマー天門の場合、《特攻人形ジェニー》《死海秘宝ザビ・デモナ》、《アクア・バースター》などの自壊クリーチャーを連打、チャンプアタックを繰り返すことで、何度もナイト呪文を唱えてきます。
ナイト呪文は明確なハズレがほとんどないため、毎回なにかしらのアドバンテージ差をつけてきます。
またゲーム内のアドバンテージ差だけでなく
我々プレイヤーにも大きなダメージを与えてきます。
この抽選 → 呪文発射 をグルグル繰り返される行為は
「緊張 ⇆ 緩和のサイクル」が非常に早いため大きなストレスとなります。
(緊張 ⇆ 緩和のサイクルはゲームプランナーが重ために考慮する要素の1つ)
相手ターン中だけではなく、自ターン中でもトリガー《死海秘宝ザビ・デモナ》、《アクア・バースター》や「チャンプブロック」からナイト呪文グルグルが始まる場合もあるため、非常に ムカつく 強力です。
② ゲームルールの破壊(笑)
ルドルフは以下2つのルールを破壊してます
ルール1 : 48枚以上カードを持ち込み
ルール2 : NDなのにAD限定のカードを使用
ルドルフの使用自体、バグでも不正でもなく
完全に合法であることは承知の上ですが、
なんか納得いかないんですよね。
■ルドルフ総括
自ターン、相手ターン関係なくグルグルしてくる。
違反多数。
以上
■ルドルフ調整案
ターン1制限、もしくは自ターンのみ効果発揮にしてほしい。(切実)
トリガー以外で相手ターンに干渉しまくるのはあまりお行儀良くないと思いますし。
最後に
毎シーズン終わるたびに殿堂・ナーフ予想という形で、私をボコしたカードの愚痴を吐きます。
次回もお楽しみに。
fin.
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