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リーダーシップ

こんばんは。みっつです。

ついに緊急事態宣言が発令されてしまい、大阪もその対象地となってしまいました。

会社の方も原則、在宅・外出禁止で、お客様との接触は電話やビデオ会議に限られることになりました。転職したてで不慣れなので、Face to Faceで話ができないというのは非常に厳しいものがあります。

ただ一方でオーストリアで営業制限の緩和が検討されたり、NY州で初めて罹患者数が減少したりと良い話もちらほらと出始めてきております。少しでも早く良くなればと願うばかりでございます。


ところで、リーダーシップを会社の採用基準に据えている会社さんってどれくらいいるでしょうか。

そもそもリーダーってみなさんどういうものだとお考えですか。命令や指示を出す人でしょうか。役職を持った偉い人でしょうか。何でもこなす雑用係のことでしょうか。チームの話をまとめあげる人のことでしょうか。どれも間違いではないのかもしれません。ただ、私はそれじゃあ少し物足りないと感じます。リーダーとは「成果目標にコミットできる人」のことだと思います。成果目標にコミットしているために、他のメンバーに指示を出し、雑用を引き受け、話をまとめあげる必要があったのです。そして、成果を達成したから役職を与えられるのです。

リーダーシップのある人間は会社の掲げる目標に強くコミットし、周囲を巻き込み、成果をあげてくれます。リーダーシップを採用基準に掲げることは会社を大きくする上で当然のことだと言えるでしょう。

こんなことを言うとリーダーシップのある人は特別で周りにいないって怒られるかもしれません。確かに多くの人はリーダーシップのある人はと聞かれたら、坂本龍馬とか織田信長のような歴史上の偉人を考えたり、ソフトバンクの孫正義さんやユニクロの柳井正さんなど雲の上の人物を思い浮かべるかもしれません。ただ、リーダーシップってそんなに特別なスキルでしょうか。先ほどの話で言うとリーダーシップは成果目標にコミットすることに過ぎないのです。リーダーシップは意識することで鍛えることができます。難しく考える必要はありません。例えば、人身事故などで電車が止まり、タクシー乗り場が長蛇の列になった時、タクシーの相乗りを誘える人はリーダーシップがある人です。それに、会社にゴミが落ちていたとしてそれを拾って捨てるのも立派なリーダーシップです。そのゴミは黙っていても掃除の業者さんが拾って捨てたでしょう。ただその間にそのゴミを見た他の社員さんはテンションが下がるかもしれませんし、取引先に見られたら悪印象を与えるてしまいます。小さなことでもリーダーシップを発揮できる場所はどこにでもあるのです。この小さなリーダーシップの成功体験が積み重なることによって、大きなことを主体的に成し遂げられるようになっていきます。

この価値観が多様化した現代社会においては一人のカリスマ的リーダーより、むしろ一人一人がリーダーシップを発揮して会社を創り上げていくことが求められているかもしれません。リーダーシップって良くわからないからと地頭の良さや英語力だけで採用するのではなく、成果目標にコミットしてきた人材を採用し、継続的に鍛えていく方が最終的には大きな会社を築くことができるかもしれません。

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