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『初めて』の場所

2/10(金)から地域チャンピオンズリーグ(以下、地域CL)が開幕し、自分たちバルドラール浦安セグンドは2018年シーズンの第19回大会以来の出場です。

Fリーグ所属チームを除く、各地域から上位チームが出場し、日本一を決める大会です。
関東代表としてセグンドとO-PAの2チームが出場します。

実は地域CLは第20回大会を最後に、コロナ禍の影響で中止を余儀なくされ、3年ぶりの開催となります。

今回は岐阜と三重の2会場で予選を行い、決勝トーナメントは岐阜で行い、3日間で最大5試合という超過密日程です。

選手権の関東大会では1日2試合、全国大会も2日連続というまあまあハードなスケジュールではありますが、地域CLは3日で1試合、2試合、2試合というスケジュールで行われます。

ただ、リーグ戦の次の日に名古屋遠征で練習試合をしたりと監督はそこを見据えてスケジュールを組んでいたり、それなりの想定はしています。

ただ、それでも何があるかわからないし、全試合同じ14人で戦うことは恐らくないんじゃないかなと思っています。

選手権以上に総力戦になると思ってます。

昨日地域CL前最後の練習試合を終えて、残りわずかの準備期間ですが、全員で良い準備をして大会を迎えたいと思います。



『初めて』の場所

今回自分たちセグンドが戦う岐阜会場。
自分にとっては8年ぶりの岐阜です。

じゃあなぜ『初めて』の場所なのか?


浦安のサポーターの方でもどれくらいの方が覚えてて、現地で観ていたかわかりませんが…
実は岐阜は自分にとってのデビュー戦の地なのです。
しかも同じアリーナ。

2014シーズンの地域CLの予選リーグ初戦で四国代表のチームとの試合がデビュー戦でした。
ただ、あくまでこの試合はスクランブルで自分が出た試合でした。当時トップはFリーグのプレーオフを戦っており、当時特別指定選手だった拓基くんはトップチームに帯同していて不在。
2nd GKだった尚樹くんは初戦が金曜日ということもあり、教育実習で不在。
残るGKは自分だけ。
なのでその週の頭には金曜日に試合に出ることが決まっていました。

そこからというもののボールは全然手につかないし、常に顔は強張ってるし、先輩たちを不安にさせるし、トレーナーの源さんにも「キク、顔色悪いぞ〜」と心配される始末でした…笑

そんなこんなで迎えた試合当日、ガチガチに緊張してる後輩のために、家の方面が一緒で車によく乗せてくれたり面倒を見てくれていた現ペスカドーラ町田の啓介さんが、当時トップチームのGKで現フウガドールすみだでGKコーチをしているトミさんからメッセージを貰ってくれて、スクショして送ってくれました。

啓介さんの気遣い、トミさんの優しさのおかげで「やるしかない」と腹を括ることが出来ました。

肝心の試合ですが、あわやゴールの局面を、これまた普段からよくしてくれていたオガさんのクリアで助けられたり、大量得点を狙って試合の半分くらいPPをするという新造邦明采配もあり、無失点で終えることができました。

ちなみに2,3試合目はメンバー外でスタンドから応援、2勝1敗でしたが予選突破することができず、2日目で東京に戻りました。

デビュー戦無失点とは聞こえこそいいけど、自分自身の力不足、先輩たちの優しさ、愛あるイジリに助けられたりと、ただただ悔しい初めての地域CLでした。

そして2度目の地域CLが2018シーズン。

なりさん率いるフウガドールすみだバッファローズに選手権の関東大会初戦で対戦し、現セグンドキャプテンらいーに第2PKを沈められて敗れ、このチームでのラストの公式戦が地域CLでした。

自分が敬愛するキャプテン、勇太くんのゴールでデリッツィア磐田に勝利し予選突破を決めるも、NASPA四日市に敗れ3位で終えることに。

理想のキャプテン像、勇太くん
オーシャンアリーナで観たこの光景は忘れられない

このシーズンは自分にとってとても難しいシーズンだったなと。
チーム内で副キャプテンを任されながらもピッチで貢献することができなかった。

泣くこともできないくらい、何も残せなかった。

ただもがくことだけしかできず、でもこの1年もがいたからこそ今があると間違いなく言えます。



そして今回、3回目の地域CL。

そしてなんの因果か、岐阜開催。

8年前とは違った、4年前ともまた違った面構えで大会を終えられるよう、開幕まで残り4日、良い準備をしていきます。

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