責任とブレない軸
関東フットサルリーグ後期リーグ第2節
vsカフリンガ東久留米
2-3 負け
クラブとしては『1,000人プロジェクト』を掲げ、ケータリングカーに出店していただき、チアリーディングのダンスやハーフタイムのPKイベント、応援スティックバルーンの販売、グッズ販売と色んな準備をしていた試合でした。
そして、チームとしては3位以内を目指す上で勝ちたい試合でしたし、前期で負けていたカフリンガとの再戦、そしてファイルに縁のある選手もいる中での試合でもありました。
その中で先制点を取れましたが、なかなか追加点が取れない時間が続き、徐々に流れが相手に渡っていき、後半は第2PKで追加点を取るも、セットプレーから2失点、決勝点となった失点は自分のミスが招いた失点でした。
クラブとして勝たなきゃいけなかった試合で自分がミスで決勝点を献上してしまった責任は重いです。
ただ、自分は勝負事の世界にいて、自分が勝敗の責任を背負う立場にいるし、それを望んで出場機会を求めて移籍してきたので、全て受け入れて前に進まなきゃいけない。
何本止めても相手にスコアで上回られてしまったら意味はないし、チームに貢献できる選手になるために日々の練習で全力を出し続けなきゃいけない。
なのでやることは変わらないし、今以上にその積み重ねの量と質を上げていくしかこの現状は打破できません。
残りのリーグ戦は2試合。
3位以内を獲るためにはもうひとつも落とせないです。
強いチームになるために越えなきゃいけない課題だと思うし、そのために集まっている選手たちだと思っているので、全員で残り2試合勝てるように積み重ねていきたいと思います。
長年対戦相手としてファイルというチームを見てきて、ずっと思っている印象があります。
体を張った守備をしたら体を張った選手が吠えて、ベンチいる選手、スタッフも吠える。
常に熱く、全力で、チームのためにプレーしているという印象です。
それはクラブに根付いていると思っていて、現浦安の監督の友祐さんが現役の時の姿もまさにそのものでしたし、なんなら監督の今でもスライディングして相手を止めてガッツポーズするんじゃないかと思うくらいです。
全くイジってないです。笑
本人が監督会見で言ってたので…笑
セグンドにいた時にトップにいた三木さんもまさに熱い選手だったし、ファイルに戻って関東リーグで対戦していてもそうだったし、カフリンガに移籍しても変わらず熱くチームのためにハードワークしている選手です。
今で言えば9番の翼さんは9年ファイルにいて、その歴史も知っていて、その歴史、クラブとして大事にしてきたものを若い選手に背中で、言葉で示しているし、自分の一列前のフィクソでプレーしていてとても頼もしいです。
新しい監督が来ても、今までとは違うスタイルに変わっていっても、新しい選手が入ってきても、クラブとして大事にしてきている部分は決して消えてはいけないし、受け継いでいかなくてはいけない部分だと思います。
FC町田ゼルビアと大宮アルディージャの応援番組『佐藤満春 浜谷健司の行け!ゼルビアルディージャ』という番組をやらせていただいていて、試合もスタジアムやDAZNで観ていて、特に感じることがあって。
町田は今季からCAの藤田社長がクラブの社長兼CEOになり、黒田監督を青森山田から招聘し、選手も大幅に変わり、クラブ悲願のJ2優勝、J1昇格を達成しました。
クラブ内で色んな部分が変わっていったと思います。
いろんな魅力的な選手がいる中で、中島裕希選手に自分は心を動かされました。
ベテランのFWの選手で、町田にも長く在籍していて、ミッチェルデューク選手、エリキ選手に藤尾翔太選手と実力者揃いの中で出場時間こそ長くないですが、途中出場するとスタンドからは一際大きな拍手が上がり、献身的にチームのために走って体を張る。
多くの選手が入れ替わり、クラブとして変わっていく中で、チームのためにハードワークし続け、若い選手たちに模範となり続け、クラブとして大事にしていきたい部分を体現している姿に心を動かされました。
改めてFC町田ゼルビアに関わるすべての皆さま、本当におめでとうございます!
結局何が言いたいのかというと、変わっていく中で変えちゃいけない、大事に受け継いでいかなくてはいけないものがあって、それをちゃんと理解して、評価している人がいることが何より大切です。
チームスポーツは同じ方向を向き続けることが一番大事で、その方向が「個人の成功」ではなく「チームの成功」でなくてはいけないです。
そこは去年、一昨年で一番大事にしていたことで、そこはブレずに続けていきたいです。
今節もたくさんの応援ありがとうございました。
リーグ戦は残り2試合となりましたが、2つとも絶対勝ちたいし、勝てるように良い準備と積み重ねをしていきます!
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