第8回 江渡浩一郎さん編

不可能は無い

最初に江渡浩一郎さんの言葉を紹介すると、

非常識が常識に変わるかもしれない。

自分が活動することに意味と考えを持ち続けること。

残念ながら僕は非常識を常識に変えたことが無いので、周りの人を驚かせた(認識を改めさせた)体験について話をしたいと思います。

第1回から何度もお話ししているように、僕は落第生でした。
高3の10月の偏差値は30台で浪人しました。
ただ、ある大学には受かっていたので、先生や友達に浪人するというと笑われました。進学した方がいい。お前に浪人は無理だ。と。

周りの反応は当然です。サッカーするために学校へ行くような人間でしたからね。
それでも、僕自身は自分を諦めきれずに浪人を選んだんです。
浪人中の成績は伸びてはいましたが良いものではなく、模試でも力を発揮できませんでした。その為、周りの心配がとても辛かったです。
ほれみろ、やっぱり無理じゃん。 なんて言ってくる友達もいて死ぬほど悔しかったです。でもそれからでしょうか。僕の中に周りの度肝を抜いてやろうという反骨精神が生まれたのは。努力が不可能をも可能にする瞬間を見せつけてやる。いつしかそんな思いが僕の勉強のモチベーションになっていました。何言ってんですかね。

想いの強さってほんとに凄いんです。本気で合格を目指す僕の姿を見て、家族は僕の成功を信じてくれました。(自分で書いてて恥ずかしい)
年明けには第2回で書いたチューターとの面談などもあり、僕の中には本当の自身と奇跡を起こしてやるという高揚感がありました。
そして僕は慶應に合格し、不可能を可能にしました。周りは驚きとともに僕を祝福してくれました。勉強の面で僕を認めてくれたんです。
さらに嬉しいことに、僕の体験を聞いて勉強や部活にやる気が出たという言葉を後輩たちからもらうこともできました。想いは人をも動かせるんです。


自分の活動の意味を見つめ直すことができたことは僕の受験成功の秘訣の1つだと考えています。今何かに悩んでいるそこのあなた。
偏差値30の僕でも偏差値73の慶應に受かることは不可能じゃ無いんです。
今のあなたの努力が、あなたの周りの人を突き動かすことだって絶対にできるんです。さあ目標に向かって邁進しようじゃありませんか!

続く

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